2022年になりましたね。

今年もよろしくお願いします。

 

ノアロンと卒論研究のダブルパンチで多忙を極めてしまい、ブログの更新が滞っていました。このままでは僕の体がいくつあっても足りませんから、来年度(2月〜)はノアロンの事業スタイルも変化することが予想されます。

 

まだ確定のことではありませんが、小学4年生、5年生のお子様をもつ保護者の方へ、先にお伝えいたします。

 

 

受験生のお母様・お父様へ

 

いよいよラストスパートですね。

冬季講習が終われば、埼玉の一月受験。

その後すぐに千葉の一月受験。

あっという間に二月受験です。

 

ここまでの勉強、思い通りに行かなかったこともあったと思います。それも含めて今までやってきたこと全部が、その子の全力です。

 

「あのとき、もっと頑張れたはずだ」

「あのとき、もっとこうしておけば...」

そんな後悔をしている場合ではありません。

 

毎回毎回、最適だと思う方向へ軌道修正をしながら勉強を進める。それが受験勉強です。トントン拍子で行かなくて普通です。

 

たとえ毎日のように迷いながらでも、ここまでたどり着いたのです。皆様はお子様をきちんと中学受験という戦いに導きました。

暗闇の中を手探りで進むような、不安で仕方のない日々だったかもしれませんね。

 

その上で申し上げます。

最後まで不安でいてください。

いち早く安心しようとしないでください。

 

「過去問で安定して合格点が取れている!」

「1月受験でチャレンジ校にも受かった!」

 

そんなことで安心してはいけません。

そこまで自信がつく材料がなくても、

 

「最悪でも〇〇は受かるよね」

 

適切な併願スケジュールを組んでいれば、そんな学校があるはずです。

 

保護者の方々と接していると、

「早く安心したい」

「安心していることが、良い状態だ」

「本番直前は、全部仕上がっていて、親は安心できるのが理想」

心のどこかで、そう思っている節があるように見えるのです。

 

しかし受験勉強は、そうやって仕上がるものではありません。最後の最後まで、一点でも多くとる努力をします。つまり、教材が完璧に回し切らなくても、暗記を全部覚えられなくても、過去問の対策が仕上げ切らなくても、諦めずに出来る限りやるのです。そして入試本番も、完璧ではないながらも、自分の出来る限りを答案にぶつけるのです。

 

「それじゃあ最後まで安心できないじゃん」

そう思うかもしれませんが、それが受験勉強です。

こうした勉強をやり抜いた子が、格上の学校に合格します。

 

「4科目全部仕上がった。過去問対策もバッチリ」

仮に、そう思える状態までなれても安心しちゃダメです。

 

勝つべくして勝つ家庭は、勝負が決するまで絶対に安心しません。あらゆる可能性を考慮して、それでもなお負ける可能性があることを理解しています。そうした家庭には、安心感は無く、代わりに良い緊張感が漂っています。

 

・四科合計で合格最低点+20点は取れるように

・併願校は絶対に全落ちを防ぐ組み合わせか

・当日の移動・食事・手続きも確認を

 

最後まで不安と戦ってください。

最善に最善を重ねて、冷静に。

最高の状態で2月を迎えられるように。

 

このブログを読んでくれた方の必勝を祈って。