この日曜日、四十九日の法要がありました。
母の遺骨は納骨されました。
母は仏様の元へ向かわれました。
父は前夜遺骨の前で一杯呑んでいたとか。
「これが最期じゃけーの。お前もよー見とけ」
父がワタシに言いました。
少し複雑な気分でした。
ワタシが知っている父は、母の事はほったらかし好き放題やっていたイメージが強く、
また、しょっちゅう母を怒鳴りつけていました。
ワタシの前では母は気にしていないと言っていました。
それが日常でしたので、ワタシもそう思っていました。
その後、身体が弱くなった母はちょっとした事で転倒するようになりました。
ある日、庭で転倒した母を見かけたウチの奥さんに向かって「叱られるからお父さんには言わないで」と。
その事を聞いて、ショックを受けました。
ずっと我慢してたんだ。
すごく申し訳ない気持ちになりました。
もっと話を聞いてあげれば良かった。
そんな思いがあったので、母が亡くなってからの父の態度に違和感を感じています。
母の事をずっと愛していました感を出す父。
素直に父の言葉に同調出来ないワタシ。
生前母とワタシで庭の手入れをしていました。
母が亡くなってからまだ手入れをする気にならず、好き放題伸びています。
伸びた紅葉を見ながらそんな事を思っています。
そろそろやる気を出さないとね。