4月17日の夜から18日にかけてピンクムーンと呼ばれる満月の夜でした。
画像はどこかから拝借致しました。
その夜の2時頃、奥さんに起こされました。
「お義父さんが外で呼んでいる」と。
驚いて玄関を開けると、父が神妙な表情で立っており、震える声で言いました。
「今、病院から連絡があった。連れて行ってくれんか」
ワタシもまだアルコールが抜けてないので奥さんに運転をお願いして、病院へ向かいました。
病院は車で10分位の場所にありました。
病院に着いて母が入院している病室へ向かいました。
母は既に心肺停止状態でした。
看護師さん「電話して5分後位に心肺停止状態となりました」
母に触れるとまだ温かく、眠っているようでした。
その後、当番の先生が来られていくつかの確認をされた後、母が亡くなった事の判断をされました。
1月に入院して以来、近いウチにこういう現実がやってくる覚悟は出来ていましたが、やはりショックでした。
葬儀の後、遺骨は隣にある実家に帰って来ました。
母はウチの実家は隣同士で同じ敷地内でした。
庭の雑草が伸びてくると、ワタシが草抜きをして母が抜いた草を集める、といった役割り分担が自然と出来ていました。
昨日、庭の草抜きをしました。
抜いた草の山が出来ました。
草を集める母の姿を見る事はなくなりました。
ホントにいなくなっちゃったんだな。
黄昏れていると、奥さんが出て来て草を集めてくれました。
庭は少し綺麗になりました。
母が大事にしていた庭はワタシ達に託されました。
今年のピンクムーン夜の出来事は一生忘れる事のない夜となりました。
ベリーも沢山お世話になりました。
今までありがとう。