を観た。~3行映画評~ -24ページ目

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト



教誨師を観た。大杉漣入魂の遺作は、案の定室内劇だが、やはり面白い。死刑囚、一人ひとりのキャラクターと罪を分からせるシナリオは、オーバーな台詞になりがちだが、抑えた脚本良い。まさかの"倒れるデスクカレンダー"アイデア面白い。リハーサル回数多く撮影はほぼ一回だったらしいが、古舘寛治が夢の中の話をする時や、小川登が自らの罪を話す時など、人間性の根幹に関わってくると、カメラが手持ちで揺れ始め、アザと過ぎて見てられない。傑作『休暇』の監督期待したが、そこまでではなかった。日本の死刑執行の流れについては大島渚の『絞死刑』に詳しいが、本作はギリギリまでで、全てを見せない。全員の執行を見せる手もあったか。ラストシーン、俳優人生文字通りのラストカット大杉漣とても良いが、作品の中に何かが不足しているのを感じる、一本