◎ ザ・アウトロー | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト



ザ・アウトローを観た。驚く面白さだ。ポスターになるべきキービジュアルも、見せ場らしいアクションも、胸のすく謎解きも、抜群のカーアクションも、ヘリコプターでの脱出劇さえ全く無いが無茶苦茶面白い。制作を兼ねる主演のジェラルド・バトラーも原案脚本監督を務めるクリスチャン・グーデガストもぜんぜん知らないが、往年のトニー・スコット作品を思わせる手堅い出来だ。よくある日常➕荒くれダメダメ主人公➕現金強奪➕ハイウェイでの乱射🟰まさかの"目が離せないクライマックス"になっているのだ。どこの映画人が"渋滞の車のあいだで徒歩の銃撃戦が面白くなりそうだ"と予想出来ただろうか。キャラクターを生かす見事な脚本。しかも金を奪うまでは、何故か観客は、完全に犯人の味方になってしまう。そのストーリーや場面展開の工夫、キャラクターを納得させる配役に驚かされる。見飽きた日常を舞台に、まだまだ面白い映画は作り出せるんだと教えてくれる、一本

2024年テレビ鑑賞第1位