ライジングドラゴン | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

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ライジングドラゴンを観た。ジャッキー最後の肉体アクションとの触れ込みだが、やはり若い時のローバジェットカンフー映画の面白さは全く感じられない。白人俳優が無駄に多数出演しているのも邪魔だし、皮肉なことに、いちばん面白いのは善悪女性の対決だったりする。いくら手すりから飛んだコーラの瓶を受け取っても、手を使わずにタブレットガムを口に入れても、ソファーから離れず格闘してみても、観客は拍手喝采しない。物語りの基本となる"祖国の文化遺産を取り戻したい"に感情移入しろという方が無理だ。クライマックス、パラシュートを放棄して、フラフープみたいな風船でスカイダイビングの衝撃を吸収して着地するは、所詮香港アクション映画だと思っても無理がある。かつて、ショッピングモールのクリスマスツリーを素手で滑り落ちた時のが、何倍も衝撃的だった。まさかのジャッキー本物奥さんを拝めたのは一見の価値はあるけどねぇ〜、の一本