ファーストカウ | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト



ファーストカウを観た。悪い意味で、予想と全く違う作品だった。あの作品解説は無いぞ。邦題つけるなら『ミルク泥棒の貧乏物語』だ。そしてとにかく画面が暗い。宣伝用スチールを見ると、そこまで暗くないので、明らかに監督の好みのグレーディングにしたのだろう。何が映ってるか分からないカットさえある。しかも、時を越えての描写までがあって、難解でなくてただ見にくい。なぜ出たアンソニーホプキンス。極貧で食べ物が無いは、これまた間違って見た『イントゥーザワイルド』を思わせる。どこで何に対しての評価が高いか知らないが、ドキュメンタリータッチを勘違いしてるとしか思えない。作劇自体は良くある話だ。唯一の感心どころは森。雑木林を少しも整理せずに使い、その中に本当にほったて小屋を建てたオープンセット良い。本作を見ると、なぜ西洋人がいまだに家で靴を脱がないか、よーく分かる一本