PERFECT DAYSを観た。公開館数の少なさに、近くの劇場では見れないと諦めていた、カンヌ映画祭最優秀男優賞受賞作は、冒頭、役所広司は最後まで台詞ナシで行くか?と期待したが、作劇が難しくなると普通に喋ってしまう。周辺キャラクターも完全にステレオタイプ。1番違和感あるのは"朝日の当たる家"が、ベンダースが思ってるほど、みんなが知ってる曲ではないという事。東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に賛同したベンダースが、東京、渋谷の街、そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いたのだと言う。柄本時生セリフが能天気すぎて変。浮浪者田中泯は山田洋次と被ってるし、劇中歌を歌わせるためだけに石川さゆりのスナックママは無理ある。1日に使う小銭をいつ、灰皿に補充するか気になる。エンドクレジットの後、日本の観客は"木漏れ日"と言う英語が存在しないことに驚く、一本
明けましておめでとうございます。どうか、平和な一年になりますように