『おいしいコーヒーの真実』というドキュメント映画を
観た。
【意外だったこと】
他のコーヒーメーカーはともかく、私○ターバックスっ
てコーヒー農家の生活を保護するため、適正な価格
で豆を仕入れている公平な会社と思っていたのに、
実際は、ちょっと違うらしいという事。
よく考えたら、これだけの店舗の必要量を毎日
分集めるために、無数にある一つ一つの小規
模農家に丁寧に対応できるわけない。
映画に出てきたように、大規模な国際取引所
を介さないと無理なんだろうな・・・。
「高価格で購入」とは言っても、あんなデカイ
取引所を使っていたら、取り分は仲買人に
行っているのであって、生産者に渡っている
のかどうか・・・。
「CSRに配慮したサプライヤーと取引」とか
「小規模農家に融資」、「フェアトレード認証コー
ヒーを取り扱っている」とは言っても、全体の何
割に対して・・・?
ほんの数%の公平な活動を、全体にやって
いるかのように見せているのかも。自信のある
活動であれば、ちゃんと数値をアピールする
はず。よく考えたらおかしな突っ込みどころい
っぱいあるんだね・・・。
そこまで注意してなかったけど、ス○バで飲
む時は、国際貢献しているんだって思い
ながら飲んでたからちょっとショック。
(と言っても、年に2、3回位しか行かないけど。)
【誇らしげなコーヒープロ】
映画で印象的だったのは、先進国ではスタ○の若
い女店員が、自分がどれだけ努力して店長まで昇
りつめ、仕事にどれほど遣り甲斐と誇りをもってい
るのか・・・と目を輝かせながら語っていた事。
もう一つ、世界にはバリスタ選手大会というものが
あり、そこではどれだけ美味しいコーヒーを淹れら
れるかを競い合う。
そこでも誇り高きバリスタ達が、自分の技術がどれ
ほど凄くて評価されているのか・・・という事を誇らし
げに語っていた。
彼らの野心は叶えられる。
【悲惨な生産農家】
一方、生産農家はコーヒーの実が成るまでに3~4
年手間ひまかけて育てても、彼らが手にする収入
は、消費者価格の0.1% 報われない日々。
もう何年も使用したかのような原始的な木製のクワ。
やせ細った手足。
悲壮感漂う顔。
ご飯を食べるのにやっと。
学校があっても学校に行けない子供。
『神よ、コーヒーの取引価格を上げたまえ。
神のみこころに従います。』
彼らのささやかな祈りは叶えられない。
先進国の人々の夢の自己実現は、途上国の人々の
夢を踏み潰している事の上に成り立っている。
それは、何もコーヒーに限った話ではない。
ファッションとか雑貨とか、あらゆる分野においてそう
だと思う。けれども人々の心に、罪の意識はない。
私も罪の加担者の一人だと思った。
【自分が播いた罪は、自分で刈り取る】
エチオピアの農家は、コーヒーでは採算が取れ
ないため、○○を栽培しているらしい。
その○○は先進国で高値で取引される。
先進国が対等な方法で相手にしてくれないのだ
から最後の手段に出るしかない。
先進国で○○で事件が蔓延するならば、それは
先進国が途上国にまいた罪を己で刈り取ってい
るのだと思った。
映画観終わった後は、渋谷のフェアトレード
ショップ、「ぐらするーつ」で買い物して帰った。
もしエチオピアでコーヒーのフェアトレードが
1%増加すれば、今エチオピアが先進国から
受け取ってる緊急援助額の5倍の収入が見
込めるらしい。
■おいしいコーヒーの真実
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/top.html
東京・渋谷UPLINK Xなら、水曜は千円で観れました。![]()
■○タバとフェアトレードコーヒーについて
更なる詳しい事は以下HPを。
http://www.starbucks.co.jp/coffeecsr/index.html
■季刊あっと 11号 (11)/
オルター・トレード・ジャパン
¥998 Amazon.co.jp
■ぐらするーつ 渋谷店
