『朱雀家の滅亡』
@新国立劇場 小ホール '11,09,20
「美しい」としか、
言いようの無い舞台でした。
舞台美術,言葉の選び方,所作の至る所まで…
三島由紀夫の小説を読んでも、
きっと、これほどまで「美しい」とは思えないのでしょう、
恥ずかしい事に。
静かな演技、
無言・無表情,あまり感情を表に出さない台詞…。
なのにどんな感情が流れているかが、
汲み取れ、役者の力量の高さを感じました。
國村準氏が、ずば抜けて凄かった!
ラストシーンに現れた、
「朱雀家の嫁」が、
生身の人間が演っていると解っていても、
鳥肌が立つ程に美しく感じました。
個人的には、
好みの世界でしたが、
かなり静かで抑揚も抑えられた舞台だったので、
しっかり睡眠等をとって挑まないと、
コックリコックリしそう…f^_^;
三島由紀夫の時代の(戦争が背景となっている)脚本に触れると
考えてしまうのですが、
この時代の方々は、
どこまで天皇家を崇拝し、
どこまで戦争に勝つと信じていたのか…
本心から言っていた言葉は、
どれだけあったのか…
その世代の
方々との交流が今の私には無いので、
この想いもいつか消え失せてしまうのでしょうか・・・
(不謹慎な発言が含まれていましたら
御指摘下さい。)

