安部元首相銃撃という衝撃的なニュースを聞いたのは、会社の昼休みでした。
犯人は元海自、犯行動機は特定の宗教団体への恨みから。
あくまで政治的思想の違いではないという。
公衆の前で元首相を殺害する動機としてはちと弱い気もしますし、SPの対応があまりにお粗末かと。
捜査は順調に進んでいるように見えますが、真相は?・・・・
そんな衝撃的な事件が参院選直前で起きたわけですが、結果は前評判通り自民の圧勝でした。
立民は改選前の23議席の確保は厳しいようです。
衆院選では共産党とくっついてみたりわけのわからん党ですが、衆院選で落選した議員が比例で当選したり、別の党では衆院選で当選したのに参院選に鞍替えするなど、この比例という制度は何でもアリなんですね・・・
1983年から導入されたこの比例代表制度、小政党にとっては有利な制度ですが、このようにどうでもいい人まで当選してしまうのは民主主義国家としていかがなものでしょうか?
衆参で比例制度の仕組みは大きく異なりますが、
各政党への当選割当人数の計算は「ドント方式」と呼ばれるものを使います。
ベルギーのドントさんが考えた計算方法だそうです。
例えば、比例当選枠6人の場合
各党の得票数の合計をそれぞれ名簿順位で割り算します。
スペシャルウィーク:300÷1=300
グラスワンダー:300÷2=150
っといった感じです。
その結果をもとに比例名簿上位6名が当選となるのがドント方式なのですが
参院選の場合、この名簿順(拘束名簿式)で当選者が決まるわけではありません。
ややこしいですが、参院選の比例は「非拘束名簿式」になります。
投票用紙は「選挙区」と「比例代表」の2枚ある点は衆参で変わりないですが、参院選の比例代表は「政党名」もしくは「候補者名」を書きます。
各政党ごとの当選割当人数は上記のドント方式ですが、
当選者は名簿順ではなく「最も得票数の多い人」から順に選ぶ所が大きく違います。
一見、選挙区と比例代表のイイとこ取りのように見えますが、
この方式だといくら得票数が多くても所属する政党の割当数が少ないと落選するという逆転現象という問題があります。
また、投票数順とは別に「特定枠」というのもあるため、一般有権者からするともはやカオスです。
もともと参院選の比例は全国区で地域性が薄いので、得票数順だと「有名人」が当選しやすい側面があります。
それに加えて特定枠とかもあるわけですから、地元で支持されていない議員でも当選し易いということです。
そして、なにより 首相を選挙で選べない仕組みが一番の問題
っと思うのは自分だけでしょうか?
有能な人材を失った日本、マジでヤバイっす・・・・・・
今週の犬活
いわき市勿来にある「四時側観光ヤナ」へ行ってみる
ヤナは9月からなので、普通に川で遊んで鮎を食す。。
こゆめさん、犬のくせに鮎が大好き!
犬用にわざわざ塩抜きで焼いていただきました(ー_ー;)
人間様はアユ飯です
水槽にあった「おとり鮎」は1匹500円也、
アユ釣りはいろんな意味でお金かかりますね~~
帰りのサービスエリアでデザートを堪能
そして喜び?の舞(ー_ー;)