未だ、先進国の中でも日本の生産性が低いと言われています。
すいぶん前のブログにも書いたと思いますが、要因は1つではありません。
では「生産性とは?」 と聞かれて答えられる人は案外少ないかもです。
まぁ~自分もそうでした(笑)
ようは
生産性=給料÷働いた時間
となるそうです。
つまり時給ですね。。
パート・アルバイトは明確ですが、月給・年俸制の人が時給を意識するってあまりないと思います。
一度、計算してみることをお勧めします。
業種・業態によって生産性は人それぞれですし、必ずしも能力と生産性は比例しないことがわかります。
特に若い方、単純に給料欲しかったら生産性の高い業種に就職することをお勧めします。
そして、同じ業種でもできるだけ大手のほうが分業が進んでいるので生産性は高いですし働き方の融通もききます。
さて、自分も結構お世話になっている価格の優等生「もやし」ですが、
生産現場では大変なことになっているみたいです
もやしの元となる緑豆が高騰しています。
およそ9割を中国から輸入していますが、その中国々内では高く売れない、つまり生産性が低いという理由で生産者が減っていることが原因とのこと。
加えて輸送費や燃料費の高騰で、もやしの生産者が限界にきています。
しかも、なかなか小売店が値上げに応じないみたいです。
ちなみに、現状での適正価格は1袋40円程度だそうです。
安いスーパーだと20円くらいで売ってますね、うちの近所では38円なのでほぼ適正でしょうか。
ニュースやワイドショーでは消費者目線のことばかり放送して生産者側の内情はあまり出しませんよね。
消費者の不安を煽れば視聴率が上がるということでしょうか。。。
もやしについては、小売店だけでなく飲食店の影響もあると思います。
代表的なのは「G系ラーメン」でしょうか
ここでは もやし=タダ というイメージが定着してしまっています。
なので、お店も今更有料というわけにはいかないわけです。
(確かニンニクもかなり高騰しているとか)
そして、調子こいてマシマシにして食べきれなくて残す輩が必ずいます。
生産者は常に足元を見られており、結果、事業者や従業員が去っていきます。
そうなれば1周まわって困るのは我々消費者です、
小売店・飲食店も安易に値上げできない事情はあるかと思いますが、このままでは生産者と共倒れになります。
もういい加減、大量生産・大量消費から脱却しませんか???