ちょっと前になりますが、池袋で高齢者による痛ましい事故がありました。
タラレバの世界になりますが、プリウスじゃなくてボルボだったら防げたかもしない。。。
アクセルの踏み間違い事故ですが、よく「アクセルが戻らなかった」という話を聞きます。
今時のハイブリッド車、ストッロル・バイ・ワイヤですから人間が踏まない限り戻りますから。
踏み間違い事故、実は高齢者より20代のほうが多いそうです。
つまり、若年層や高齢者が多く乗る軽自動車や小型車にこそ、最新の予防安全機能の実装が必要なのでしょう。
さて、三菱から出た軽SUV?の「ekクロス」
ド派手な「ダイナミックシールド」のデザインは「デリカD:1」と呼べるほど。
今回は日産主体で開発されたらしく、エンジンの基本設計はルノーが担当。
デザインばかりがクローズアップされるこいつだが、中身はどうなんでしょうね?
見た目、押せ押せのSUVだが、最低地上高は155mmとごく一般的で、ハスラーの180mmには遥かに届かず。四駆の三菱でしたが、これについては見た目以外に「拘り」」は感じられませんね。
個人的にビジュアルはなかなかで、それなりに売れるんじゃないでしょうかね。
そして、問題の予防安全機能。
「Mi-PILOT」と呼ばれるACCがオプション(+7万円)で付くことで話題になっている。
これはセレナの「ProPILOT」をそのまま移植したとのお話。
つまり自動運転Level2ということで、スペックとしては良さげに見えます。
N-BOXのACCは30km/h以下でキャンセルされるので、車線維持機能が付いたekクロスのほうが性能的には上。
しかし、ACCはあくまでオプションだし便利機能。
肝心の予防安全性能、セレナのセンシングは「単眼カメラ」だったね、しかも画像処理チップはモービルアイの。そうね、以前にここで書いた問題のチップだね。
しかもこれ、レーダー類なしの「単眼カメラのみ」で判断しているので、なおさら画像処理性能「命」ですわ。
そもそも日産車は2018年からJNCAPのアセスメントを受けていないので、本当の性能は謎なのです。ようは新車を出していないからなのでしょうが。。
セレナは2017年度のアセスメントのみで、夜間歩行者対応は謎です。
今のところ「予防安全性能アセスメント」はすべての車種で実施されているわけではありませんし、試験方法も年々増えています。そもそもこれってメーカーの自己申告なんですかね?
2018年からは、被害軽減ブレーキに「夜間歩行者」が加わり、「オートハイビーム」、そして今問題になっている「ペダル踏み間違い」が追加されています。
(但し、夜間歩行者には「対向車あり」は含まれていません)
http://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/list_2018.html
ややこしいことに、同じセンシング名でも車種によって性能にバラツキがあります。
例えばアイサイトVer3では、フォレスターとインプレサでは性能が違います。
トヨタのように車種が多いメーカーは余計にややこしい・・・
まだスバルのように車種が少なくな年次改良方式をとっているメーカーのほうがマシでしょうか。
今朝も園児が巻き込まれる事故がありました。
無理な右折で対向車に衝突して歩行者を巻き込んだということでした。
対向車はダイハツのムーブキャンバスのようで、「スマアシⅢ」と呼ばれるステレオカメラが付いてます。
瑕疵は右折車にありそうですが、こういった事故を防ぐには動いている側のセンシング性能が高くないとなかなか防げないです。
物体検知が100%でない現状、右折車側での判断はなかなか難しい。。
ダイハツのセンシング性能は以前から問題視されていて、同じステレオカメラのスズキとはかなりの差がついていると思っています。
これまたタラレバですが、ムーブのセンシング性能がもっとよければ園児が巻き込まれるという大惨事にはならなかったかもしれませんね。
