汚れた英雄 | あくまでここだけの話ですので

あくまでここだけの話ですので

個人的なつぶやき部屋
誰かに見てもらおうなんて思ってないんで

1982年に公開された角川映画

主演は草刈正雄。


自分は高校1年の時だったかな。



ストーリーは


①世界GPで転倒して大怪我(回想)


②全日本GPで復活(本編)

・プライベーターで参戦

・レースにかかる費用は女に貢いでもらう

・メカニックは奥田瑛二と浅野温子

・最終戦で全日本チャンピオンに


③再び、世界GPへ(テロップのみ)



主人公(草刈)のバイクスタントは平忠彦。

まぁ、草刈に負けず劣らずのイケメンです。



82年はバイクブーム出だしの頃。

久しぶりにAmazonで見たのだが、まぁいろいろ矛盾はあるし、ストーリー的にもたいしておもしろくないのだが、YAMAHA全面協力ということで、菅生で模擬レースまでやっちゃった。

それなりに手間かてます。



主人公が使っているレーサーはこの2種類


TZ500(81年式)

前方排気のため、マフラーが変なとこから出てるね(笑)

気をつけないと火傷するぞ~~



最終戦のマシンがこちら。

TZ500(82年式)

こちらは後方排気なのでマフラーは普通のレイアウトになっている。

メカニック(奥田瑛二)が言うには、「シリンダーを後ろ向きにした」とのこと。

まぁ、それで後方排気になったんだろうけど、そんな簡単にできるものなの?(笑)



オンボード映像

これは合成なのかね?

不自然なくらいブレがないし、タコメーターの動きも変なとことがあるんだよなぁ~



やたらとケツを見せる主人公



途中、主人公が世界GPで大怪我した回想シーンがあるが、こりゃヒドイ。。


ちゃっかりケニー(笑)


転んでいるのはスペンサー(笑)


運ばれる主人公は黄色のツナギ(笑)




そして、全日本GPの最終戦シーン


押し掛けで失敗するも、マンガ的脅威で追い上げる

ゼッケン1のスタントは木下。



奥田瑛二と浅野温子も若いっす

ガキのクセ毛はパンパない


やはりコケます

ここはシケインっぽいね。

さすがにスタントでも高速コーナーは避けるわな(笑)



ライバルもコケるが、こっちは爆破(笑)



コケたにも関わらず、主人公が勝ちます

バイクもツナギも無傷です(笑)


このシーン、エキストラ集めるために当時だ人気だった薬師丸ひろ子を呼んだ。

さすが角川(笑)



最後はテロップのみ

死んじゃった~



ちなみに、角川春樹が自らレーサーに乗って転倒・大怪我、

撮影スケジュールが延びたなんて話も。

関係者からしたらハタ迷惑な奴だよな(ー_ー;)



スタントの平忠彦、映画の時はまだプライベーター。

本来ならワークスにいる木下が担当するハズだったが、平のほうがイケメンだし背丈も似てるってことで抜擢された。


83年からYAMAHAワークスに入りに全日本チャンプに。

(スペンサーと走った最終戦ではブッリギチに遅かったが・・)


TECH21カラー(鈴鹿耐久用)でCMにも出演

当時、いかにバークブームだったかわかるねぇ~


あ~、俺も使ってたよTECH21のムース(笑)