朝5時、ラジコンの準備を整えて、ネットで掛川サーキットの予定を見るとレース日だった。

エントリーしてないので、行っても走れないという事態に。

折角早起きしたので、天竜川沿いに北上して、長野まで行ってみることにした。
磐田⇒県道44⇒天竜二俣⇒国道152⇒佐久間ダム⇒県道1号⇒富山村

最近、雨の日以外はずっとgaap(自転車)で通勤しているので、
車で出かけるのは久しぶりだ。

ワインディングを走ると、つくづくわが子(インプレッサSTI)は走る為に作られた車だと感じる。
低速コーナー続きの県道一号などは、3速と4速で2500~3000rpmで走れば、
トルクバンドちょい下でも立ち上がりの加速は申し分ない程。
さらに、公道をきびきびと走るくらいであれば、特に足回りにも不満は無い。
素性の良い車はチューニングせずとも非常にバランスの良いパフォーマンスを感じさせてくれる(サーキット走行を除く)

オーディオをOFFにして、エンジンとの対話を楽しむ。
特に、佐久間ダムを越えたあたりのトンネルの中など、エンジン音を聞くのにはうってつけだ。
アクセルをちょっと煽ってダウンシフトすると、過給圧があがって、一気に車の表情が変わる。
この辺も中排気量ターボ車の楽しいところだ。

いつのころからか、自動車というものがコミューター(移動手段)としてイニシアチブをとるようになった。
乗り心地、静粛性、居住性・・・そして価格。

シートに座って、キーを差込んだ瞬間、ワクワクする感じを味わえる車は殆ど淘汰されてしまった。

エンジン始動はポケットにキーを入れたまま、スイッチを押すだけ。
エンジン音はなく、ノイズといえば殆どがエアコンの噴出し音だけ。
プラスチックに囲まれたインテリア。
ゴテゴテしたカーオーディオ。
今や、車好きをワクワクさせる車は少なく、手が出せる値段ではない。

・・・が、
車なんて、はなっからそんなものだったのではないか。
カメラや時計と一緒。
プロダクトにはストーリーがあり、設計者の思想があり、所有者のアイデンティティがあった。
趣味として、ステータスとしてのプロダクト。

安いものじゃなく良いモノを作れる世の中に住みたい。


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