しつけは大切・・・その理由。 | NOAH DIARY~犬のためのセラピー日記

しつけは大切・・・その理由。

しつけ。


セラピードッグ訓練会だけでなく、魁人が入っていた訓練所や


その他、たくさんの協会で訓練会やしつけ教室が開催されています。


少し前までは「訓練所は大型犬のもの」「訓練は厳しい、体罰方式」


「競技会や訓練会、ドッグショーに出るわけではないから、そんなの必要ないわ」


など、誤解や古い考え方もありましたね。


しかし最近では、セラピードッグ訓練会でも ラブさんやゴルゴルに混じって


ヨーキー、イタグレ、マルチーズ、そしてダックス軍団と(笑)


多彩な種類・大きさのワンコが参加し、一緒にマナートレーニングを受けています。


トレーニング内容も陽性強化が主流となり、厳しい体罰はなくなりつつあります。


何より、小型犬の飼い主さんたちの「しつけ」というか「マナー」に対する意識が


向上してきているのは感じていて、嬉しいな~と思います。



私がしつけにこだわるのは、幾つか理由があります。


それは単に「犬と楽しく暮らしたい」だけではないのです。


前々から書きたい、書きたいと思っていたのですがなかなか書けなくて・・・。


今日はいけそうです(^^)



15年前、実家にやってきたラブラドールのエル子さんは


子ラブらしいハイテンションの持ち主でした。


頭はすごく良かったので、訓練士さんにつけようか、といっていたのですが


生後2ヶ月でアカラスを発症(当時アカラスは治療法が確立されておらず、


酷い場合は安楽死もあり、と、かかりつけの医者に言われました。


今は良い治療薬が開発されていて、決して絶望的なものではなくなっています)


脱毛が激しく、週に何度も薬浴に通う日々でした。


当時頑張って通ってくれた妹に感謝です。



座れ、とコマンドをかけても、かゆくてじっとしていられない。


こんな状態では訓練どころではないし、第一治療優先なのでワクチンも打てません。


そのまま8~9ヶ月になり、ある程度の体力がつくまでアカラスは暴れ続けました。


エル子さんの社会化にとって一番大事な時期は、病気の治療に費やされたのです。



やっとワクチンを打ち、散歩に出られる頃には体力も増しており、


リードを持つ私たちは 水上スキー状態(爆)


出会う犬や人に吠え、来客にも吠え、家族にも飛びつき


私は応接間のガラスを頭でかち割ったこともあります(笑)


噛み付きはありませんでしたが 分離不安はあったと思います。



家族にとってエル子さんは、かけがえのない良い娘でありました。


しかし部外者にとっては、迷惑この上ない犬であったかもしれません。


幸い近所からの苦情などはひとつもなく、


エル子さんは昨年2月に、13歳10ヶ月の天寿を全うしました。


でも・・・もしもエル子さんが、せめてウォーキングマナーや


基本的な社会性を身につけていたならば、


もっともっとエル子さんの良さを 多くの人に知ってもらえたかもしれない。


どこにでも 旅行だって 連れて行ってあげられたかもしれない。


色々な後悔が 今も私の中に あるのです。



犬の吠える声は、人によっては苦痛を感じます。


もっと言えば、犬がいると思うだけで、恐怖で震え上がる人もいます。


そういう社会の中で、できる限りしつけをきちんとすることが


人に迷惑をかけず、ひいては犬の命を守ることだと、私は考えます。


犬をキライな人たちはすぐに「そんな犬、保健所にやっちまえ!!」


などと言いますが、そういう暴力的な人たちに言質を与えないためにも


飼い主側には相当な努力が必要な気がしています。




たとえ話ですが、分譲マンションなどに住んでいて、


飼っている犬が吠えたとします。


飼い主は「ここは私の家よ、誰にも文句は言わせない」


と思っていても、壁ひとつ隔てた人は大迷惑していて、


「ここだって私の家だ、静かな暮らしをしたいのに、なんて迷惑なんだ」


と、争いになりかねないのです。


そんなとき、たいてい、犬側が負けるんですよ・・・


そうなったらどうしますか・・・?


自分の財産である家も手放さなくちゃいけないし、


そのように吠える犬を連れて、どこの賃貸マンションに移りますか・・・?


それとも、犬を 手放しますか・・・?


どのように・・・・・・?




そうならなくても、私たちだって旅行に行ったりするし、病気もするでしょう。


そんなとき、犬たちを預ける必要があります。


ペットホテルは、お金を払えばある程度問題のある子でも


預かってはもらえるでしょう。


でも、どうせ預かるなら、良い子のほうがいいでしょうし


お散歩のときに引っ張ったり 飛び出したりする癖のある子は


ホテルの人も 安全にお散歩させてあげられないかもしれません。


また、飼い主が万が一病気になったり、事故で死んじゃったときに


犬は必ず、誰かに引き取ってもらわなくてはなりません。


そんなとき、しつけの出来ている良い子なら、


「この子なら引き取りましょう」と 言ってもらえるかもしれません。


でも、そうでなかったら・・・・・・?



ちなみに、私は自分に何かあった場合、


魁人と咲妃の行く先について 第三候補くらいまで考えています。


そのうち遺言状でも書こうかと思います(笑)



犬を飼うなら、このくらいは覚悟しときたい、というのが


私の持論というか、美学です。


犬でも飼おうかなあ、という、そんな簡単なものではないです。


同じ命なんだから・・・。



と、重い話になりましたが(^^;)


日々重たい気持ちで過ごしているわけでは もちろんなくて、


動機はそのようであっても、行動として訓練所に入れたり、訓練会に出た結果


「犬と人が一緒に何かすること」は なんて楽しいの!!!と


訓練の楽しさに 目覚めてしまった私なのです・・・キラキラ



そうだ・・・昔むかーし、郵便局に


エル子さんを連れて、振込に行ったことがありました。


今でいう「パブリックトレーニング」です。エル子さんは1歳くらいでした。


人が多かったのですが、なぜかそのときは一度も鳴かず


静かに椅子のところで待っていられました。


窓口のお姉さんが「イシイさーん」と呼んだそのとき


私よりも早く反応したエル子さんは、局のカウンターに


「はあ~~~い!!!」とばかり 両手をばーん!!!


立ち上がって 窓口のお姉さんにビッグスマイル!!


あの時感じた嬉しさ(恥ずかしさもあったけど^^;)が


今につながっている、今の私を支えている。そんな気がします。



今は魁人と咲妃が、私の相棒。


今日は魁人、エアコン修理のお兄さん相手にかなり頑張りました。


少しずつ、少しずつ、つなげていこうね。


一緒に、行こうね。



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


ランキング参加中!ぽちぽちっと、お願いします。



 banner_02.gif