以前受けた、メンタルヘルスサポートのセミナーのノートを読み返して、
女性講師の若かりし頃のエピソードが良かったので、改めて自分の働き方を見直すきっかけになりました![ニャンコ大好き★エアロ大好き-0090.gif](https://stat.ameba.jp/user_images/20120718/23/noah-babydoll/90/00/g/o0020002012086749134.gif?caw=800)
![ニャンコ大好き★エアロ大好き-0090.gif](https://stat.ameba.jp/user_images/20120718/23/noah-babydoll/90/00/g/o0020002012086749134.gif?caw=800)
講師エピソードから
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介護師になるために大学に進み、初めて身体と言語障害のある人とキャンプをした時のこと。
(^o^)/
よし、なんでもやりまっせ~
もともとの明るい性格と初体験のボランティアで張り切る彼女。キャンプ前に施設の人からこのような話がありました。
言語障害の方と接すると、相手が何を言おうとしているのかわかりません、
ですが、分かったフリをせず、何度も聞き返してください、分かったフリは相手を傷付けます。
(*^_^*)
ハイ、全身全霊で聞きます!
キャンプと言っても重度の障害を負う方ばかり。河原で集まってカレーを作る簡単なレクです。各自、自分のスプーンは用意とのことで彼女もジーンズのポケットにカレースプーンをねじ込んで車椅子を押しつつ、初めてのボラにワクワクしていました。
ですが、初顔の彼女に話しかけて来る障害者はなかなかいません。
おそらく彼女もどう声かけしたら良いのか分からずに、障害者の方々の、"おう"、とか、"ああ"とか短い返事を返されるくらいだったのでしょう。張り切ってるのに空回りしてるなぁ~
その時に、車椅子の男性が話しかけてきました。
(・・?)
何て言ってるの?
「もう一度お願いします」
一生懸命に何かを伝えようとする男性。
「もう一度、」
「もう一度…」
そんなやり取りが20回くらい続いて、やっと分かりました。
「アナタノスプーンガオチタヨ」
ジーンズのポケットから彼女のスプーンが滑り落ちたことを言っていたのです。
ところが、当の彼女は、話を聞き返す3回目くらいで地面に落ちたスプーンに気付いて自分で拾ってポケットに入れていました。
繰り返し彼が伝えていた後の17回は意味が無かったのです。
なのに、聞き返す彼女が聞き取れるまで何度でも話続けてくれたのです。
彼女は二つの意味で涙が止まらなくなりました。あきらめずに話続けてくれた彼に対する感謝と、助けてやるんだと言う自分の優越感に(傲慢さに)
たまらなくなって泣いたそうです。
打ち砕かれたからこそ
弱さを担う人のために彼女は今、とてもいい働きをしています。