小さい頃に光を失って、全盲となった初老の女性に付き添って買い物支援。
 
 
遙か昔の記憶で、黄色いバナナ、赤いトマト、と、色鮮やかさを頭で楽しみ、好きなものを次々カゴへ。
 
 
でも、
 
時々、記憶違いもあって、「えっ?」とビックリすることもニャンコ大好き★エアロ大好き-0064.gif
 
「メカジキ、探してくださいな」
 
ハイ、鮮魚コーナーねニャンコ大好き★エアロ大好き-2098.gif
 
「三枚おろしにしたのを。」
 
 
(^_^;)
 
「三枚おろしですか?ニャンコ大好き★エアロ大好き-8064.gif
 
 
すると、トドメの一言
 
「冷凍にするから、多めでいいんです、三枚おろしをニャンコ大好き★エアロ大好き-8315.gif尾分くらい。」
 
 
(°°)
 
 
メカジキって
 
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こういう魚よね?
ニャンコ大好き★エアロ大好き-8315.gif尾分も買ったら部屋イッパイの冷凍庫がいりますよニャンコ大好き★エアロ大好き-8064.gif
 
とりあえず、切り身になったものをさわってもらって、
 
「コレくらいのものでいかがでしょう?」
 
と伺うと、ちょっと首をひねりながら、
 
 
「メカジキの天ぷら、好きなんですけど…コレしかないならしかたないわね…」
 
と、記憶の中の魚と比べて納得行かない様子。イワシやアジの三枚おろしも紹介しましたが、やはりこだわるのはメカジキ。
 
切り身を選んで、調理法をあれこれ思案していらっしゃいました。
 
 
この方は若干、難聴もあるので、コミュニケーションにかなり工夫が必要で、お互いに伝わりきらないと、納得いかないまま、そういうことにしちゃいましょう、と折れることがあって、
 
メカジキも、その類の買い物だったかもしれませんニャンコ大好き★エアロ大好き-8064.gif
 
 
でも、さすがに三枚おろしを担いでお持ち帰りするのはねニャンコ大好き★エアロ大好き-8064.gif