息子とTSUTAYAへ
「母ちゃーん、500円貸してくれ~」
( ^o^) ヽ(^_^;)ハイ
仕方ないな、バイト代入ったら返すんだよ
直後にチャリーン,とコインの落ちる音。
「あちゃぁ、やっちまったぜ」
「落としたの?」
二人で辺りをキョロキョロ…ない…
すぐ近くに挙動不信の少年…
いや、いけない,いけない、そんな簡単に人を疑っちゃこの子が拾ったかもなんて☆
ヾ(¬_¬〃)ノ
「(ヒソヒソ)もしかしたらさぁ、あの子が拾ってるんじゃねぇか…?」
う~む、母もちょっとそう思う…
(-"-;)…………
「まあ落としたものは仕方ない…もう誰か拾って持って行ったかもしれないし…」
少年、キョドる…
「いいよ、別に今日買わなくても…」
少年、ますますキョドる…
息子が欲しかったって本はマンガの単行本で、どぅしてもいるものじゃないしなぁ(
借りたいビデオだけ借りて店を出ようとすると、
「……………すぃませぇん…これ、さっき拾ったの」
挙動不信の少年だ
(*^_^*)
「あ、ありがとね、拾ってくれだんだ」
思わず嬉しくなって、握手してしまったわ
キミ、悩んでただろ、
拾ってポケットに入れちゃった500円玉、返そうかなって。言うタイミング逃して、床に置いちゃおうかな、知らん顔して逃げちゃおうかな、どうしよう☆なんて。
帰りの車の中で、あの子、やっぱりあやしかったよね~、でも、今頃、ホッとしてるよ、なんて話しながら帰りました☆