森永卓郎さんの本が面白いらしい
森永卓郎さんといえば、がっちりマンデー!!に出てる人で、たしか経済アナリストだったっけ?という知識くらいだったが、がんでお亡くなりになられたらしい。
で、余命わずかだから、今知っている真実をみんなに伝えたいということで、何冊か本をだされたらしい。と聞き、早速図書館で読んでみようと借りてみた。
まず、最初は「身辺整理」を読んでみた
この本は、余命宣告を受け、死ぬまでにやることを伝えていた。
1.モノは捨てる
モノの整理で、何千冊とある本を整理
複数あるパソコン、衣類などを整理した模様があったが、普段から少しずつ断捨離を積み重ねていくことが、大切だと締めくくってあった。
後は、2.コレクターのケジメ 3.資産管理 4.仕事の終活 5.人間関係を片付ける。と続き、6.好きなように自由にやる。7.人は死んだらどうなるか。と森永さん自身の死生観について語ってた。
私は心に残ったのは、あとがき遺言で一番最後に書いてあったページ。
「身辺整理をして、改めて思ったのは、生きていく上で大切なモノは金では買えないということだ」という文章で始まり、幸せに生きるためには、暮らしに役立つ知恵を備えていることが大切とあった。
たとえば、休日にテーマパークに行けば、誰でも楽しめる。楽しめるように作られてあるけど、一人1万円くらいかかる。これが、海に行こう、山へ行こうと考え、大自然の中へ出かければ無料だ。
と、いうのを見て、まさにその通り!!と思った
それは、私も最近よく考えていることだった。
例えば、かっこいい500万円する車を購入しなくても、200万円の車で十分楽しめる。すると300万円分の時間が手に入る。しかし、自分が500万円の車を持つことが幸せなら、そっちの方が自分にとっての幸せ度は高い。
毎日スタバに行かなくても、その分を・・と思うけど、そもそもスタバに行って美味しいコーヒーを飲むのが、自分にとっての幸せなら、それも良し。
結局は、何をして幸せを感じるかは、人それぞれだなぁ
友達のえっちゃんは、市民農園を契約して、野菜を育てている。農園に行くと、詳しい人がいろいろアドバイスをしてくれるそうで、それがとっても楽しいと言ってた。
ついでに、育てたキュウリとピーマンをもらって、私も嬉しい。でも、私は、野菜を育てたことはないし、市民農園を始める関心も今のところないな
そういえば、森永さんは人生で一番大事なモノは、教養!と言われた。教養とは、自由に生きるための技術で、暮らしに役立つ知恵を備えていることが大切らしい。
大自然に出かければ無料だが、その中で楽しさを見出せるかはその人の教養次第。
寄せては返す波を眺めていれば、心が癒される。山頂から眺める雄大な景色から力を与えられる。ということを知っているか?空に浮かぶ雲の名前、季節の植物を知っているか。どこに行けば釣りができるか、などなど、大自然を満喫するには教養が必要。
また教養があれば、その教養を募って多くの人が周囲に集まり、コミュニケーションが生まれ、脳の退化を防ぐことにもつながる。有効な人づきあいの術も、社会経験の中で培ったコミュニケーション能力という教養のなせる業。
教養があれば、潤沢なお金がなくても人生を思いのまま楽しむことができる。
と、教養について話されているのも、心に響いた。
教養は、情報、経験、知恵などで見につくよね。と、いうことは、いろんな経験をして知識を高め、人とのコミュニケーションも大切だということだよね。
このことを念頭に置き、心からやってみたい。これをしていると楽しいと思えることを見つけていきたい。そして、教養というのを身につけるように意識していこう。
あ、ブログは時々書いてるけど、これは楽しいんだよね。頭も整理できるし。
いつも読んでいただいて、本当にありがとうございます。嬉しい
終活に向けてというのは、まだまだ実感できないから、具体的には取り組んでいないけど、モノの断捨離、気持ちの断捨離も実践していきたい
