母が亡くなった。83歳。2ヶ月半前に脳出血で倒れ救急車で運ばれてそのまま意識が戻らず、入院していたが、9月3日に息を引き取った。
10か月前から、体調を崩し3回の入退院を繰り返し、退院後、生活の心配があったため、3月から施設に入所していた。3か月入所していて、だいぶん元気になってきて、そろそろお家に帰ろうかなぁ~。と、言っていた矢先の出来事だった。
私は、入院してから、毎日朝8時に「元気かなコール」の電話をしていた。母が倒れた6月21日(夏至)の日も、いつものように電話して、元気な声を聞いていたので、本当にびっくりした。
母が倒れて2ヶ月半、日に日に弱っていく母のお見舞いは心が痛かったけど、意識がない、眠っているような状態だったので、このまま逝くのかなと、心構えはできていた。
母危篤の連絡を受け、急いで車で向かったけど、2時間半かかる距離で間に合わなかった。着いた時は、病院のベットで眠っている様だった。
姉がいて、葬儀の準備で電話をしていた。母は生前、葬儀屋さんの積み立て会員になっていて、そこの葬儀屋さんに連絡。すると、近くの斎場がすでに予約が入っていて、同じ市内だけど、少し離れた場所しか空いていないとのこと。
お通夜を一日ずらしたら、今度は和尚さんのご都合が悪いとのこと。
車で20分の距離だけど、少し離れた斎場を次の日に予約した。
葬儀屋さんの車が病院に迎えにきて、家に母が帰ってきた。
それから、家に和尚さんがきて、枕経(まくらぎょう)をあげてもらった。
母の携帯の履歴や、電話帳を見て、親戚や友人に連絡をした。
葬儀屋さんとの打ち合わせは、次の日のお通夜の日の朝になった。
後で、聞いたら、7人の葬儀が重なり、人が足りていないとのこと。「潮の満ち引きが関係があるのですか?(干潮)」(母が亡くなった日は、大潮の引き潮)と聞くと、「それも関係があるかもしれませんが、台風の後は、亡くなる方がなぜか多いのですよ」とのことだった。(9月1日に台風10号)
4日の19時からお通夜。5日の11時からお葬式。葬儀・告別式が終わり火葬を終え、その後、お寺に行き、三日参りと初七日まで法要を行った。
6日は、市役所関係を周った。(死亡届は葬儀屋さんが提出済み)最初に喪主の姉が戸籍謄本をとり、母との関係を証明する書類を準備。高齢者医療、介護業務課、年金、障害者(母は障害者手帳をもっていた)、など、すべて返還。
姉は、残りの年金を振り込む為の通帳の登録やマイナンバーカードを何度も提出して、書類をたくさん書いていた。
母は、きっちりしている人で、保険証やすべての書類をちゃんと整理して、まとめていたので、スムーズに手続きができた。
他にもアフラック保険や、銀行が窓口の保険?にも入っていて、証書などはそろっていたので、電話して、必要な手続きをした。
それから、2年前に父が亡くなった時にお願いした墓石に名前を彫ってくれる石屋さんも、封筒で領収書、名刺など残っていたので、連絡した。
母の携帯も解約、銀行口座も解約など、必要なことは姉と二人で行った。
【今回思ったこと】![]()
葬儀屋さんは、高いなぁ。父の時も葬儀屋さんの会員積み立てをしていたので、同じ葬儀屋さんだったけど、今回、会員積み立て24万円を2口で48万円積み立て。
(この48万円の積み立て金で88万円パックの基本セット?を利用できる)
それから、特にグレードは上げていないけど、会場費とか、香典返し(125個)を含めて、90万円。ということは、積み立て金と合わせて、合計138万円。(会員積み立てをしてなかったら、178万円??)![]()
葬儀屋さんにお願いすれば、新聞社の訃報届や、市役所への死亡届など、すべて万全にお手配くださるので、まかせて安心だけど、お葬式の費用はこんなものなのかな?
整理整頓って、大切だな。母は、印鑑にも銀行印とシールを付けていたし、通帳、証書関係も、すべて、ちゃんと整理していたけど、私は、バラバラかもしれない。
エンディングノートを作って、ちゃんと整理しとかないと、後に残った人が困るなぁと思った。
【母が亡くなって、姉が遭遇した不思議な話】![]()
(姉は、スピ系はあまり興味がない。私は、スピ系大好き)
・お通夜の夜に母から言われた気がする話
「暗いトンネルを歩いてたのよ。私は目もよく見えないし、イヤだなぁと思っていたら、トンネルを抜けたら、お花畑があってね。そこにお父さん(2年前に死去)がいたのよ。お父さんが、お前は、目も見えんし、ちゃんと歩くこともできないのに、よくここまで来たな。って。嬉しかったよ。お母さんのことは、なんも心配せんでいいからね」
・お葬式が終わって、次の日、姉とお位牌の注文をした。父の時よりも倍以上高いお位牌を選んだ。その夜。
「私は、そんな高いのは、いらんよ。お父さんと同じのでいいよ。同じ仏壇におくから、統一感もあっていいやん」
・もうひとつ私宛にメッセージ
「のあに、今回の交通費を渡していて。ここまで来るのに、お金もかかってるから」
って、言われた気がするんだけど、交通費ってもらっていたの?って、姉から言われたときは、ドキっとした。すみません。交通費をいつも1万円もらってた。でもでも、それを母に服を買ったりして、母のために使っていたよ。なんて、言い訳したけど、もしかして、姉の気のせいかもしれないメッセージは、本当かもしれない。と思って、急いで、お位牌は注文を変更して、父と同じのに変えた。
姉は、寝起きで、ボーっとしている時に、そういわれた気がする。私の思い過ごしだと思うけどねって言ってたけど![]()
ちなみにそれからは、なんのメッセージも来ていないらしい。
母のご冥福をお祈りします🙏
お母さんありがとう。
たくさんの愛をありがとう![]()
そして困った事があったら、いつものように助けてね![]()

