●月に想う（月にまつわるピアノ曲あれこれ、最後に管弦楽曲も）
こんにちは。
市川市のピアノ教室 ノア音楽教室の大岡史恵です。
昨日は、満月だったそうですね。
その前の日は、中秋の名月。
レッスンが早めに終わり、クロエさんのお散歩に出たものの、
すでに陽はとっぷり落ちていた時間。
雲の合間から、月が見えたり隠れたりするのを見ながら
名月を味わいました。
さて、間近に迫った「轟千尋ピアノ作品紹介 レクチャーコンサート」。
練習はあまりできていませんが…。(^▽^;)
皆さんに語りたいことは、たくさんあります。(^▽^;)
昨日、レッスンが終わって、音出しタイムリミットまでの１枠あまり、
皆さんにお話することの練習として、作品について、作曲家から直接うかがったこと、わたしなりのうんちくなど、
当日をシミュレーションしながら、ピアノを弾いてはぶつぶつ話していたら、
帰宅した娘に、とっても不気味がられました(笑)。
このイベントで、皆さんにぜひ聴いていただきたい曲の中に、
『朧月夜による幻想曲』（轟 千尋） があります。
「なのは～なばたけ～に い～り～ひうすれ～…」
という昔ながらの曲を元に、轟千尋さんが展開する曲です。
ちょっと長めの曲ですが、幻想的な曲想、ピアノの魅力をたっぷり秘めた、繊細かつダイナミックな作品を、おとどけしたいと思っています。
「朧月夜」については、轟千尋さん、こちらの楽譜でも、もう少しマイルドに、素敵に編曲しています。
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こちらは、初心者よりちょっと上かな、くらいの生徒さんにも充分素敵に弾いていただけると思いますよ。
月といえば、同じくイベントでご紹介する曲の中に、『月に想う』という作品があります。
９月の子どものピアノ・コース「鑑賞」のときに、子どもたちにこの曲も聴いてもらいました。
右手と左手のバランスによって、おぼろ月のようにも、クリアな月夜のようにも聴こえる、素敵な作品です。
この曲、好きです。
月つながりで、もう一つ。
今、池田奈生子さん作曲の「月の笛」に今取り組んでいる生徒さんがいます。
保育士さんの卵と、小学生男子です。
保育士になるために始めたピアノですが、この曲、気に入っているようで、じっくり取り組んでいます。
小学生男子の方は、クリスマス会で弾くために、自ら選びました
（わたしは、元気のいい曲などいくつか候補に挙げていたのですが、
まさかのこのちょっと大人な曲を選びました。
うん、なかなかいいセンス！（個人的感想、笑））。
この曲は、かぐや姫が主人公。
彼女が、まだ見ぬ故郷をぼんやりと想いながら眺めていたのは、やっぱり満月に違いありません。
月といえば、ドビュッシーの『月の光』、ベートーヴェンの『月光』もありますね。
月がテーマの曲たち、わたし、どれも大好きです。
秋の夜長、月が魅力的な季節になりましたね。
最後にもう一つ、月で思い出した曲をご紹介します。
最近、演奏される機会があるのかなぁ。
先人が遺してくれた作品、時代に影響を与えた作品たちを伝えていくことも、
少しは音楽に詳しいわたしたちの大切な役割かもしれないと、思っています。
おまけですが、見逃せないものを発見！
初音ミクバージョンの『月に憑かれたピエロ』。
これなら、少し皆さんにも興味を持っていただけるかしら。
いや、なかなか良くできています。
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