こんにちは。
市川市のピアノ教室ノア音楽教室の大岡史恵です。
台風が心配です。
さて、先日、大人のピアノの生徒さんから、こんな質問がありました
「ピアノを弾くときに、何か、指ならしのようなことのできるテキストはありますか？」。
今、ショパンを弾いていらっしゃる方です。
レッスンでは、今はこの１曲だけで時間がいっぱいです。
当音楽教室では、大人の生徒さんには、初心者も経験者も、何らかの「ハノン」をお渡しすることが多いです。
「ハノン」がベストとは、思っていません。
良いところは、パターン音型であるため、
・指をほぐしになる
・特定の指の動きに注意を向ける機会になる
・自分の手指の形の癖と向き合うことができる
という点です。
ツェルニーをはじめ、テクニックのためのテキストにはいろいろなものがありますが、
ツェルニーの良さもたくさんあるものの、
ツェルニー30番、40番ともなると、譜読みにある程度手間を取られてしまうという点が、
忙しい大人、弾きたい曲を弾くことが目的であるという大人にとっては、負担になってしまうときもあると思います。
先述の生徒さんには、このようなことをお話した上で、
こんなテキストもあるのですよ～、と、久しぶりにこちらのテキストを取り出してご紹介しました。
- プレディーピアノ教本 (ピアノライブラリー)/全音楽譜出版社
- ￥1,728
- Amazon.co.jp
このテクニック本は、ピアノを弾く際に必要な、さまざまな指の動きを、実に細分化して見つめることのできるものです。
「指ならし」という意味では、特定の動きに特化しきっている点で、少しだけ、ズレているかもしれません。
ですが、自分の手指のクセを見つめることができる、という点では、お薦めです。
中でも、音階の練習方法は、私自身が試してみて、直後、ものすごく滑らかに弾けるようになったこともあり、
ご紹介しました。
ショパンともなると、見せ場で出てくる音階をなめらか～に弾くことができると、カッコよさが格段にアップしますからね。＾＾
久しぶりに生徒さんにご紹介して、私自身も、また、このテキストと向き合ってみたくなりました。
…はい、以前、「これはいい！」とハマったものの、
地道すぎるために、いつの間にか続かなくなってしまっていたのでした。＾＾；
今は、少し腕の調子が良くないので、ガシガシ弾くのはお休みしたいですが、調子が戻ったら、やりたいです。
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