主人公である精神科医にとって、
過去一番印象に残る患者である
不感症の女性、弓川麗子。
彼女の悪魔的な魅力と
精神分析の記録を描いた作品です。
音楽 (新潮文庫 (み-3-17))/三島 由紀夫

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精神科医の口を通して語られるため、
心の奥にある自分でも気づかないような感情を
メスを入れるような描写で
切り開いてあらわにしていきます。
官能的で冷静で、
やっぱり三島由紀夫の文章はすごい。
この後に宮本輝を読んだので、
「ここに地終わり海始まる」が
ちょっと安直に感じてしまったのですわ。
そりゃ仕方ないですね。