子どもの頃、両親は仕事があったので、夜は祖母と過ごしていました。


クリスマスの夜も、やはり祖母と二人で。


部屋の明かりは消して、小さなクリスマスツリーの電飾を光らせ、クリスマスソングのレコードをかけ、歌を歌います。

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その頃のクリスマスツリー(40年以上前の)。まだある(笑)

オーナメントは後からのものもありますが、これなんかは初期の頃のでしょうね。
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この玉たち、気に入っております。
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クリスマスソングはたしか、『ジングルベル』と『赤鼻のとなかい』と『きよしこのよる』、あと『サンタが街にやってきた』だったかな。

もしかしたら、ソノシートだったかもしれない(ビニールみたいなペニャペニャ曲がるヤツ)。

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プレーヤー、まだあった(笑)。



隙間風を感じるくらい寒くて、でもエアコンもストーブもホットカーペットなんかもなく、暖をとれるものはコタツただ一つの6畳間。


寒がりで、冬は関節が痛くなってしまう私の手足を、さすってくれたり、太ももにはさんで暖めてくれたおかあちゃん(祖母のこと)。


一緒に歌って、それからケーキを食べました。



是枝裕和監督の映画に『ワンダフルライフ』というのがあって、内容うろ覚えですが、死後に、それまでの人生の中のベストシーンを再現して映画にするというもの。


あなたの一番大切な思い出は何ですか、と。


私は、小さい頃のおかあちゃんとのクリスマスを選びます。


まだ何十年か生きるつもりでいますが、
きっとこのときより幸せな時間はないような気がして。


なんで、幸せな時間は留めておけず、あっという間にはるか彼方へ行っちゃうのかな。


いや、そうじゃないかな。
はるか彼方へ行っちゃってから、幸せだったと気づくのかな。





プリンセチア。
この時期、いつも欲しくなる。
今年は早めに300円でゲット(安いっ)。
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絵画教室の先生からいただいた、モチーフのパンジー。次々お花咲く。
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今年は、平屋の屋根より少しだけ高く伸びたもみの木(正確にはドイツトウヒ)の、そのてっぺんのところだけ、電飾をつけてみました。

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林部さんはイルミネーションの電気代を気にしていたけど、
大丈夫ですよ〜!ソーラーですから!



季節外れの蛍みたいに、地味に点灯するクリスマスツリーを、お時間ある方、どうぞご覧ください。
最後の方はちょっと派手にピカピカします。

あっ!真っ暗で木は見えなかった…
ツリーらしさ、まるでなし…(^_^;)




メリークリスマス  *\(^_^)/*