🌱たった一株

2年前、たった一株だけ花壇に植えたラベンダー

根を張り、酷暑の夏を乗り越え、そして越冬し、花を咲かせてくれた。

そしてまた今年もその姿を見せてくれた✨

存在感あるほどに成長し、我が家の前を通る人にも、爽やかな姿を見せてくれていたと思う。

ローションか何か作ってみたいと思いつつ、
きれいな姿を切ることが出来なくて、
ギリギリまで咲かせていました。

ようやく今日、
ドライフラワーにするには十分な量が出来ました✨

何氣ないことだけど、こんな手仕事が私は好き。

誰が氣付くか分からないけど、
誰も氣付かなくても、
それでもいい。

私が満たされる、そんなコトに心と時間と、エネルギーを使いたい。

🌱🌱🌱

先日、図書館で辰巳 芳子さんの本に出会いました。

生と向き合い、終わりの時を過ごす方のために考えられた滋養の食‘’いのちのスープ‘’

辰巳さんにお会いしたことはありませんでしたが、スープを通して見えたもの、心に留められた大切なことの言葉を読んで、とても胸が温かくなりました。

『スープの湯氣の向こうに見える実存的使命です』

この一文に涙が出そうになりました。

大切な方のために、想いを込めて作るお手当てのお料理

この一つだけが、命綱だと分かっている、というのが伝わって来ます。

私も、家族や友人、そして自分に、お手当てのお料理を何度も作って来ましたが、どんな手当ての場面も、忘れられない学びがあります。

これは、医薬品頼りの手当てにはない思い出であり、経験だと思います。

辰巳さんも同じ思いを感じながら、食を作って来られたのだと感じ、とても嬉しくなりました。

辰巳さんはスープから、生と食のことを学ばれて来ました。

私は、玄米から、学んでいます。

玄米を炊きながら、鍋から沸き上がる湯氣に、いつもいろんな想いを感じています。

‘’湯氣の向こうに見える実存的使命‘’

どんな想いで、この言葉を書かれたのか、ずっと考えています。

辰巳芳子さんのメッセージをシェアしますね。

『人の生命のゆきつくところは

愛し愛され、一つになることを願い

それをあらわさずにはおられぬ仕組みを

生きるところにあると思います

人間の尊厳も自由も

互いに愛惜せねばならぬ根源も

ここに、見いだされてなりません

これが、スープの湯氣の向こうに見える実存的使命です。』

長い年月を重ねる中で、この言葉の意味を、
より深く、私にも理解することが出来ると良いなと思います。

自然療法で体調を整えたり、改善していると、これで良いのか、不安になったり、悩んだり、たくさんの思いになります。

だけど、どんなことも、一番大切なことは、自分が行っていることを、‘’信じる‘’ということだと、私は思います。

疑っているうちは、どんなに良いものも、よく効かない氣がします。

信じるという氣持ちは、経験を重ねないと出来ないことですが、師を信じ、自然の力を信じて、続けて行くこと、工夫することで、山を越えられると、私は思います。

自然界の見えない力が、助けてくれる瞬間を体験すること、経験すること、大切にしたいです。

お読みくださり、ありがとうございます🌼
暑さ厳しい日々ですが、清々しい言葉を、心を、この世界に飛ばして行きたいですね。