気功療法
あの世から戻った超スーパー気功療法師
橘奎志
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こんにちは。
前回の続きです。頑張ったけどやっぱり長くなってもうた。ほな早速いきましょ~。
娘さんに気功療法を続けるため、Yさんのお家へはその後も週1で往診に行きました。気功療法師である以上、濁気(だき:体内に溜まった古く汚れた気や、病気の気)は避けられません。旦那ちゃんは濁気の恐ろしさを体験してから、事前の準備と施術後の浄化を入念にやるようにしました。そのお陰で、その後エグい濁気で苦しむ事はありませんでした。
Yさんの娘さんは気功療法を始めて約3ヶ月ほどで、医師もビックリする驚異の回復を遂げました。硬直してベッドから起き上がれなかった身体は、家族の介助で起き上がり杖があればゆっくり歩けるようになりました。ゆっくりなら会話で意思疎通ができ、相手の目をしっかり見て話せるようになりました。それから9ヶ月ほど、その状態をキープしました。
1年ほど往診を続けたある日、気功療法が終わると、Yさんが旦那ちゃんの目を見つめながら聞きました。「娘はこれ以上もっと回復する見込みはありますか?」Yさんの気持ちが痛いほど伝わった旦那ちゃんは、辛くても正直に伝えるべきだと思い、こう言いました。「気功は病気を無かったことにはできません。病気が進行せず今の状態を保っているのが、娘さんの体力的にも精一杯やと思います。」
Yさんは、その目に悲しみの色が一瞬走りましたが、旦那ちゃんの目をまっすぐに見つめて、気丈に言いました。「娘も私達も、もう十分頑張ったと思います。この先、娘の病状が進行しても、家族みんな納得できます。気功療法はここで区切りとさせてください。」そして感謝の言葉を最後に、Yさん宅への往診は終了しました。
Yさんから聞いた後日談では、娘さんは数年この状態をキープし続け、「あり得ない」と医師を驚かせました。しかし徐々に病状は進行し、最後は家族に見守られながら穏やかに人生の幕を閉じました。
この件で、旦那ちゃんは日々積み重ねる修行の意味、特に自分を守る浄化の重要性を改めて実感しました。一般的に、「気功師は短命」と言われます。なぜなら、気功師は施術中に気の受け手が吐き出す濁気をガッツリ浴びるからです。濁気を浴びたまま浄化しなければ、たった1回でも病気をもらいます。長年浴び続ければなおさらです。旦那ちゃんの気功仲間にも、若くして亡くなった方が数人いてます。旦那ちゃんも大腸がんを患いました。
誰かを癒やしたいなら、自分が元気で万全な状態でなければ最大限の力を発揮することはできません。旦那ちゃんは、「日々修行を積み重ね、元気でいることが患者さんに対する僕の責務だ」と心に深く刻み込みました。
そして、旦那ちゃんはストイックに修行に励みました。元極学の修行に加え、神社仏閣での修行も定期的に行いました。濁気を浄化する技術が身につくと、気が研ぎ澄まされていくように感じました。そして気功療法の依頼があると、施術前には限界まで気力を高め、施術中は患者さんに濃厚な気を大量に注入しつつ同時に濁気を撥ね飛ばし、施術後には丹念に浄化して身を守りました。
濁気はやっかいです。どんなに気をつけても、濁気の小さなカケラが残って影響が出ることがあります。これは気功療法師の宿命かも知れません。だからこそ、旦那ちゃんはいつも「気功やって気が出せるようになっても、安易に他人に気を流したらアカンで!」と止めています。神戸ツアーに参加された方は覚えてるかな?
「気功をこれから学ぼうかな」と思ってる皆さん、怖がらないでね。気功は危ない面もあるけど素晴らしい無限の力を秘めています。ご自身の体調管理のために学ぶなら全然危なくないので、ぜひ始めてください!そして気功療法師を志す皆さん、浄化の修行を欠かさず続ければ、気の力で自分を守れます。頑張ってくださいね!
全ての方に支えられて、私たちがあります。
これからも愛と魂を込めて、気功療法を送り続けますね
ありがとうございます。
明日も希望の一日になぁれ