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お知らせ
超スーパー気功療法師の旦那ちゃんがFacebook始めました。
遠隔気功のライブ配信などやってますよ~。ご覧くださいね
Facebookで「橘奎志」と検索すれば見つかります。
(名前の読みは たちばなけいし です。)
こんにちは。
元極学という気功を学ぶべく、中国まではるばる修行に行った旦那ちゃんですが、中国語は全く話せません。現地で講義を受ける時は日本語、英語など、各国の同時通訳がイヤホンから聞けるので、中国語ができなくても何とかなります。しかし、旦那ちゃんの話では、中国の人達とのおしゃべりがメッチャ楽しかった、と言います。
元極学の総本山である蓮花山には、学びに来た外国人用の宿泊施設と、そこで働く中国人の居住地とがそれぞれ分かれてありました。普段から超フレンドリーな旦那ちゃんは、せっかく中国へ来たんだから中国の人とふれあいたいと思いました。そこで、ズカズカと中国人の居住地へ行きました。
そこには、道端に沢山の屋台が出ていて、いろんな物が売っていました。旦那ちゃんは皆が食べている水餃子がとても美味しそうに見えて、「それ僕食べたい、ちょうだい。」と日本語で言いました。
屋台のおじさんは身振り手振りを交え、中国語でどうやら「これはお客さんに食べさせるようなエエもんじゃないよ」と言っているようでした。旦那ちゃんは、「ええねん、皆が食べてるのんとおんなじのが食べたいねん。ちょうだい。」とこれまた関西弁で返しました。
別のおばちゃんが、「食べたいならあっちで食券買ってきたらええわ」と言った(ように見えた)ので、旦那ちゃんは言われるまま食券を買い、山盛りの水餃子をゲットしました。その時食べた水餃子の美味しいこと!集まってきた周りの人達に「こないに僕ひとりじゃ食べきられへんわ、皆で食べよう。」とおすそ分けしながら一緒に食べました。お肉を使っていたので、旦那ちゃんはほんのちょっとしか食べられませんでしたが、身振り手振りと中国語と関西弁が飛び交う、とても楽しい時間を一緒に過ごしました。
それからチョイチョイ地元の人の居住地へ足を運ぶようになった旦那ちゃんは、すぐ顔なじみになりました。蓮花山の中国人居住地では、毎日夕方になると踊りの時間がありました。ハンカチを片手にフリフリしながら、1日の労をねぎらうように賑やかに踊ります。それが始まると、日本人達はみな遠目に眺めるだけでしたが、旦那ちゃんは輪に混じって一緒に踊りました。中国語と関西弁で会話しているのに、なぜか話が通じ合って笑い転げていました。
元極学の講義はだいたい3週間くらいで終了です。初めての蓮花山から帰国する日、旦那ちゃんはどうしても帰りたくなくて、大泣きしました。おばちゃんから「また来たらええやん、待ってるで」と言われ、「必ずまた来るわ、待ってて」と約束して帰りました。
大量の手土産を持って再び蓮花山を訪れた時、前回仲良くなった中国の人達は旦那ちゃんを見て「よう帰ってきたな~、おかえり。あんたこないだ来た時、めっちゃ泣いてたやんな~。」とからかって、旦那ちゃんと大笑いしました。
そうして蓮花山へ行くたび、中国の友達がどんどん増えていきました。中国語で会話してみたい、と思い、中国語の挨拶を練習して行った時があったそうです。しかし、発音が少しでも違うと「は?何言うてんの?」と会話が途切れて、かえって団らんの邪魔になりました。そこで、スッパリ割り切って関西弁で通すことにしました。するとなぜかこちらの方が、会話がスムーズに運んだそうです。
…なんでやねん。
未だに理由はハッキリしませんが、きっと魂で通じる会話をしてたんでしょうね。心を開いて会話するなら、きっと言語の違いなんてカンタンにこうやって問題じゃなくなるのかもしれません。
中国でのとてもステキな思い出です。
明日もキラキラな一日になぁれ