拒食の防衛機制の話なんですが

 

防衛機制(ぼうえいきせい)ってなに?

 

簡潔に言うと

 

心を守る為に脳が無意識に発想を変えること。

 

 

病気ではなく誰でも無意識に防衛機制を働かせて生きてます。

 

 

例えば私がアングラ散策する理由は

 

防衛規制の「昇華」

 

 

もちろんそんなふうに意識したことないし

 

私の無意識の中に反社会的な欲求や感情があるとか認めたくないけど

 

認めたくない、こそが無意識。

 

 

 

 

防衛機制にもいろいろあって

 

前半は子供によく見られるもの、

 

後半に連れて大人の高度な防衛機制。

 

 

アングラ散策は

大人の高度な防衛規制(笑)

 

 

前置きが長くなりましたが

 

わたし、ラーメン、ご飯、揚げ物、甘いものは

あんまり好きじゃない、って思ってたし

 

そう常々夫に言ってたの。

 

 

 

信じられないかもしれませんが

わたし自身も

 

あんまり好きじゃないと思いこんでました。

 

 

逆に野菜が好き、って。

 

 

 

 

合理化は上の一覧にはないけどレベル3の

神経症的防衛に属します。

 

 

食べられない(意識)でも本当は物凄く食べたい(無意識)

 

その葛藤を和らげる為に

 

私は元々それらがそんなに好きじゃない、って言い聞かせてたんだよね。

 

 

 

本当は食べたいけど食べられないから

夫がポテチ食べてるの見てモヤモヤしました。

 

そのモヤモヤを鎮める為に

わたしは別にポテチが好きじゃない、って

合理化する訳です。

 

 

防衛機制は元々は心を守る為の機能だけど

 

過剰になると自分の本音がどんどん抑圧されてしまう。

 

抑圧している無意識が決壊したときに

 

過食に転じる、それが私にとって一番怖いことでした。

 

 

でもやっぱり食べられないから野菜や低カロリーなものを過食する、のループで

 

どんどん過食は酷くなっていきました。

 

 

 

 

 

食べたいものを本能に忠実(無意識)に食べていたら

 

理屈的には過食衝動が起こることはないんだけど

 

低栄養状態、低体重だと身体的な課題もあって

 

満たされるまで食べたいが止まらないことが多いのも現実。

 

 

回復過程はこの

 

いつ食欲が安定するの?の壁にぶつかりますが

 

個々の差があるんだよね。

 

 

この辺は感覚的なもので言語化が難しいんですが

 

私の場合は


「いつでも好きなもの食べられる、自由に食べても醜くなったりはしない」って認知が上書きされて脳が安心したとき、


って感じだった気がする。

 

 

 

終わり