最近信田さよ子さんの著書を読んでいたのは

 

両親と自分の今の関係性に悩んでいたからなんです。

 

 

丁度、膝の助事件あたりから

 

鋼が当たり前のように私に甘えて頼ってくる状況が続いていてね。

 

 

出かけるから髪を編み込みにして欲しい、

旅行だから朝駅まで送って欲しい、

帰りは遅くてバスがないから迎えに来て欲しい、

電車の時刻表調べて欲しい、

この場所がわからないから調べて欲しい、

どっちの服がいいかみて欲しい。

 

 

全て鋼の都合で連絡がきます。

もちろん断ったものもある。

 

 

やばさ、伝わりますか?

 

 

親子関係の逆転ってやつです。

 

介護なんかはその典型だと思うけど

まだうちは介護問題の段階ではないです。

 

両親とも元気で

毎日それぞれが自由に好きなことしてる。

 

 

 

鋼の精神的、物理的な支柱が

私になってきてるのを負担に感じ始めていました。

 

意外かもしれませんが

鋼は依存心が強くて自分で判断できない人なんです。

 

私は我が子と夫と自分、今ある家族のために

限りがある力を使いたいのに

 

このままでは

エネルギー消耗してしまう。

 

 

 

 

 

 

解決策は単純明快で

親(わたし)が手を離してしまえばいい。

 

 

そうすれば鋼は

自分でやらざるを得なくなる、

 

本当に困った時は

適宜、困った内容に合わせた第三者に頼るしかない。

 

 

全部娘(という立場の親)に聞けば良い、

 

娘がやってくれる、

 

どうにかしてくれる、

 

この状態を物理的に断絶するのが一番。

 

 

で、

たまたま火曜日、姉宅に遊びに行ったんです。

 

子供たちがチワワとわちゃわちゃしてる間に

色々話しました。

 

 

姉にはシングルになって乳飲み子連れて出戻った負目があった。

 

あんたには(1人で子育てなんて)無理、子供が可哀想という罪悪感を植えつけられた

 

自分の思い通りになる娘を

側に置きたかっただけだと思う、と。

 

 

わたしも全く同じこと鋼から言われて

アパートに行くこと全否定された過去があります。

 

 

わたしにも負目がありました。

うつ病になって戻ってきて

世話になった、って言う負目です。

 

 

これ、よくよく考えたらさ


乳飲み子抱えての離婚も

未就園児抱えてのうつ病も

親に対する負目とか言ってる場合じゃないくらい


緊急事態なんだよね。



 

鋼が事故で追突されて入院した時、

父親が脳出血で倒れた時、

 

わたしも当たり前に協力しました。

 

 

だって緊急事態だから。

家族の一大事だから。

家族が困ってるから。

 

そう考えたら

 

助けて貰ったことは負目じゃない、

お互い様なんだよね。

 


同居中だけでも充分恩は返したよ、

わたしも姉も。


もういいよね。


 

続く。