2024.1.3
2023俺デミー賞映画部門、各賞の発表です。
【最優秀作品賞】『セッション』(14年米)
[選評]最優秀はなるべく新しい作品を選びたかったのだけど、
ここまで面白いと選ばざるを得ない。
芸術家という名のエゴイスト二人が醜くぶつかり合った末、
芸術というたった一点で繋がるラストの演奏シーンの高揚感よ。
『BLUE GIANT』と同じ年に観たのもタイミング的に良かった。
【次点】『戦争と女の顔』(19年露)
[選評]今年は舞台が戦場じゃない戦争映画が個人的にブームだった。
その中でも今年はこの作品が一番面白かった。
その他『灼熱の魂』と『ヒトラーのための虐殺会議』も良き。
【映画館で観た作品賞】『月』(23年日)
[選評]作品もだがこの題材をメジャーで撮ってくれた心意気にも感動。