いま突劇金魚『罪と罰』を観るべき幾つかの理由 | 上田ダイゴのちょっとした事

上田ダイゴのちょっとした事

マーベリックコア代表・上田ダイゴの日記的な覚え書き

2023.2.23

 

・決して読みやすいとは言えない大長編の原作小説を、

面白さを損なう事なく3時間を切る形にまとめ上げた脚本が見事。

しかも原作を極力忠実に守りつつ、サリさんならではの演出で

舞台作品としての面白さもふんだんに盛り込まれています。

・主人公を演じる山田くんの強烈な個性と、

関西小劇場界の人気と実力を兼ね備えたキャスト陣の競演は

火花散る化学反応の連続。演技の格闘技を観ているかの様な迫力です。

・さすが不朽の名作だけに、あらゆるジャンルの名作や人気作の元ネタは

これだったのかと思う箇所が山ほどあり。それを探すだけでも面白い。

・あと社会人なら一般教養として物語を知っておいた方が何かとお得。

特に現在はロシア情勢が話題になる事が多いので、

そんな時に「でもドストエフスキーは罪と罰でさあ…」とか言ったら、

罪と罰を知らない相手なら軽くマウントが取れます。多分。

 

 

【3/2〜5】突劇金魚『罪と罰』上田ダイゴ予約窓口

https://ticket.corich.jp/apply/208293/015/

 

火曜日のゲキジョウ30×30エントリー要項はこちら

http://www.ka-geki.com/?eid=561