シン・ゴジラ。 | タイラーが行く。

シン・ゴジラ。



人気(話題性)のある作品のせいか、大きなホールで上映されていました。


21時10分からの上映ということもあり、チケットを一番に買えたので、高さも左右もセンターの超センター席をゲットすることができました。w






















あったり前だけど、タイラーの視点で、観てきた感想を書きたいと思います。w







そもそも、観る気がなかったのですが、観れば好き勝手も言えるのでね。(爆)

















トータル、面白かったと思います。













ただ、映画には役割(ジャンル)というか、質が色々あるな~って、しみじみ思わされました。






映画って、もっと人生に、哲学、思想、思考、価値観に影響を与えるものだと思っていたけど、この「シン・ゴジラ」は、何にも受け取れなかったな・・・。(自分はね。)












とてもよく解釈、分析している人達の感想、解説などを散々と読んでから行って来ましたが、自分はそこまで自分の中に入って来なかったな。(展開について行けなかったという意味ではなく)









セリフは、石原さとみの一言だけ聞き取れなかったのがあったけど、テロップなどは、全て処理出来た。


字幕も・・・そうそう、セリフの字幕は、白いワイシャツの上に縁取なしの白い文字なんて、バカじゃねぇのか!?って思った。








石原さとみの役って、要らなくね!?








「石原さとみ」が悪いのか?

もっとあの役は、この作品に、馴染み溶け込める女優が他にいたのは確かだと思う。

監督の演出が悪いのか?

あの役が蛇足的な役柄で、流れを不自然にしていると思う・・・。









全ては、「流れ」の悪さが台無しにしていると思う。





作品に引き込まれるということは、臨場感の強さによるものだが、所々で「流れ」の悪さにやられてしまう。













音楽の選曲や、使う場面もあっていない。













「怪獣大戦争マーチ」=「闘志天翔 覇王・佐竹雅昭のテーマ」なので、作品で曲が流れる度に、ゴジラよりも佐竹雅昭の入場シーンが脳裏に出てきてしまう・・・。(核爆)






















特にストーリー後半ね。w














いやいや、それは半分冗談だとしても・・・。(汗)










「怪獣大戦争マーチ」は、今作品に使わなくて良かったと思う・・・。











これまでの雰囲気ぶちこわし!!

















「ゴジラのテーマ」は、まだいい。



深刻な雰囲気のある曲だからね。













逆に、中途半端に昔の(これまでの)ゴジラに寄せなくても良かったんじゃないの?












もっと、徹底的にエヴァよりかと思っていたら、中途半端なゴジラの押し付けが、ストーリーの中から劇場に引き戻される・・・。









これが、音楽も含め、何回もある。











原爆について差し込まれた2枚の写真も、押し付けがましい。



















前半で色々と受け入れつつ、期待感が生まれてきたのに、後半期待外れ・・・。











トータル的な第4形態のゴジラのバランスはいいと思うけど、目ん玉は第3形態を含めエヴァ(作品)感が丸出し。


















紫の光線は、口から吐くのはいい。










背中から出していいのは、レーザービームのような光線じゃダメだろ!?









せめて、雷のような放電じゃね?w













ゴジラとエヴァを行ったりきたりさせられる・・・。(汗)
















「自然な流れ」を感じないんだよ。

















電車でGO作戦も、なんかチープだし、ゴジラにストローでチュー作戦も力業過ぎるよね・・・リアリティ無さ過ぎないか?

























でも、凍り付くゴジラは良かったなー!!w








でも、過程が、ダメ!!w
















いい部分もあるだけに、もっとどうにかならなかったのか?と残念に感じました。



















最後の演出も要らない。





「ジェイソン、生きてました。」みたいなラストとは質が異なり、イヤらしさしか感じない。












プロレス技で言い表すなら「投げっぱなしジャーマン」だ!!(爆)














これも、(庵野+ワンパターン)庵パターンだ。
















この監督の良いところは、もともと、パクリが多いとさえ言われている彼だけど、この人が作った作品は、この人のカラーが強烈に出るので、そういうモノも自分のモノにしてしまっている。という部分かと思う。






















だからこそ中途半端に感じた・・・。




















全く新しいゴジラになりきれてない感じ。













色々と斬新さはあったけどね。







新」とか「神」とか「真」とかかけたのかもしれないけど、期待が大きかっただけに、中途半端感が残りました。







シン・ゴジラ」になりきれていないんじゃないかな!?








この監督だからこそ、ラストの思わせ振りには、続編があるとしても、この要素にたいして期待できない・・・。











だけども、ドラマ的にとか、トータル的には面白かった。









なんだかんだいって、ある意味、楽しめたのは事実です。w









「ゴジラ」という事でいえば・・・












誰か、もっといい「ゴジラ」を作ってくれ!!(爆)