The 20th anniversary -②- | クリコのブログ

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まあ、いいんじゃない。。。

前話のつづきです(^^ゞ


「ひーひー、ふ~。ひーひー、ふ~~。」

「でるー!!」

って言ってるまに、あそこの部分が少し広がって、黒いものが(゚o゚;



電話の奥から、「救急車呼びなさい!」

と言われ、慌てて119 “生まれそう” と住所だけ伝えて、

ふたたび病院に電話。



するとこんどは、

  「自分で取り上げなさい。」

  「頭が見えたらひっぱって!」

って助産婦さんに言われ

ーーー(ToT) と思いながらも

他に誰もいないからやるしかなく。



おそるおそる触ると、頭なのに、ふにゃふにゃに柔らかい。



大丈夫か?!とちゅうちょするけど、家内はずっと唸り続けてるし、

生まれて来る赤ん坊を死なすわけにもいかないから、

とにかく両手でしっかり頭を掴む。


頭をつかんでるって言っても、

その頭は、まだあそこから出きってるわけじゃないから、

当然、両手を家内のあそこ突っ込んで引っ張り出す!



家内の叫び声も激しさを増したが、どうにもできないし、

出産シーンなんて、名医がやっても叫んでると自分に言い訳(ーー;)




ゆっくり引っ張るも・・・、

生まれる直前の赤ちゃんの頭、柔らかいし小さいから、

首からちぎれたりしないか不安で仕方ない。



それでも、家内はひたすら唸り叫び続けていて、

ちゅうちょすることを許してくれない。


何分かかったかはわからなかったけど、なんとか出てきた。


そのさまは、まるでエイリアンが、
  お腹を食い破って出てくるシーン
の、
  エイリアンそのもの、まんまで(◎-◎;)



えーと、えとっ

泣くかー!?

泣くかー!?

泣いた!!(-。-;)



ほっとするより先に、家内の身体は大丈夫なのかが心配だった。

出血の量は半端じゃなかった(≧д≦)


部屋の中は、出血で布団とその回りが、真っ赤になっていて、

出産でなければ、どう見ても殺人現場のようになっていた。



にも関わらず家内は「赤ちゃん!赤ちゃん!」と、

生まれてきた赤ん坊の心配をして、

元気に泣く赤ん坊を抱こうとするが、寝返りすらできない。 




と、そこへ救急車が・・・


やっと一安心したが、エレベーターのないうちのマンションは

階段も狭く、タンカで階段を下りれない!

まだ胎盤も出ていなく、

赤ん坊とつながったままで、よけい運び出せない!



救急隊員が、外で「誰か手伝って下さい!」って叫んでる、

こんな時間に、夜中の3時過ぎてるのに、と思ったが、

直ぐに上がってきてくれた。


日体大の女子大生で、あそこを丸だしにした女性のレスキューには

うってつけだけど、よく都合良くいたもんだと、めちゃくちゃ感謝した。



4階から1階へやっとの思いで出てみると、

マンションの出口にはたくさんの人だかりができてて( ・_・;)



そりゃ~マンションの4階とは言え、

商店街の一画でこんな夜中これだけ叫んだら…

それと、こんなにいたら、人を呼ぶのもすぐか…



手伝ってくれた人にありがとうございましたとお礼を伝え、

そこにいた人たちにも、「見守ってくれてありがとうございます!」と

頭を下げて、救急車で病院へ。 

生まれたのは女の子でした。


娘の頭には、長い間、私が引っ張った時の手形が残ってましたが、

それも小学校を上がるころには消えてました。


 
第3話へつづく。