第四話〜薔薇色に吠えろ〜 | 第三次世界大戦〜第一章〜

第三次世界大戦〜第一章〜

壊れた世界をぶっ潰す。
私たちは大人に見捨てられた時そう誓った。
私たち子供が戦わなければ誰が戦う?
立ち上がれ、勇士たちよ。歓喜せよ、乙女たちよ。
我らは戦わなければならないのだ。

いつも貴方のことみてるの
ずーっとずーっとみてるの
こどもの頃からずーっとよ
わたしは貴方の事が好きよ


白い肌に薔薇色の唇
艶やかな漆黒の黒髪
私の思い受け取ってくれる?

薔薇色に吠えろ

私のだけをみて

薔薇色に吠えろ

私だけの名前を呼んで

薔薇色に吠えろ

私のことだけ考えて

薔薇色に吠えろ

私のことだけを愛して

薔薇色に吠えられてーーーーー

今日もわたしは誰かに抱かれる
貴方ではない誰かに
今日も貴方は誰かを抱いている
私ではない誰かを

叶わぬ恋でもいい…
パパやママが私たちのこと許してくれなかったから貴方は私から離れたの?

薔薇色に吠えろ

私のだけをみて

薔薇色に吠えろ

私だけの名前を呼んで

薔薇色に吠えろ

私のことだけ考えて

薔薇色に吠えろ

私のことだけを愛して


あぁ、マリアよ…私は幸せになりたいだけなのです…


血に塗れた愛に貴方は気付いてくれるかしら