病理検査の結果が判明。




良性(泣)!




病名としては『乳腺線維腺腫』。




これっぽいなぁと
うっすら予感はしていたものの、

素人判断は禁物。




病理の結果を
診察の前に電子カルテで見てみようと思ったけど、

さすがにそれは
乳腺外科の先生しか見られないらしく、

『結果閲覧の権限がありません』って
言われちゃったし…(´・ω・`)




落ち着かない気持ちのまま
診察日を待ち、

当日は

朝から緊張(小心者)。




診察室に入ると、

先生「とりあえず、悪いものではなかったよ」。




大袈裟かもしれないけど、

まるで憑き物が取れたように

視界が広がって
世界に色が戻った、

ホントにそんな感覚だった。




「ただ、
腫瘍があるのは事実だからね。

大きくなる可能性は充分にあるし、
大きくなったら早いから、

そしたら腫瘍の切除も考えなきゃ、
ってことになると思うよ。

あと、定期的な検診が必要だから、
とりあえず次は3ヶ月後、
それで問題なければ6ヶ月ごとに診ますね」

と先生。




覚悟してます。

お願いします。




幾つか質問をして、

線維腺腫が悪性化することはほとんどないし
今後の生活にも特段支障はない、と

確認。




とりあえず、

今回はホントに一安心!




でも、

今回のことをキッカケに
色々調べてみて、

悪性腫瘍を抱えてしまう可能性も
決して低くないんだと

改めて知った。




『何か』があるだけで

それがどれだけ
自分へのダメージになるか(色々な意味で)、

思い知った。




経験して初めて、

触っても
自分では気付かないこともあると

思い知った。




だからこそ、

何もないと思っても
検査はしておくべきなんだな。




何かがあってからじゃ遅いから。




今回の経験を
周りに話す中で、

「私も検査したことなくてさ。

そういえば何か案内来てたなと思って
郵便物ひっくり返したら、

検診のクーポン届いてたんだ。

受けてみようかな」

と言ってくれた女性がいて、

是非そうしてほしいと思った。




ていうか、

一人でも多くの人に
そう考えてもらえたら嬉しいなと

そんな密かな企みがあって
話してたんだけども(笑)。




ただ、

私自身
腫瘍が見つかったのはホントに偶然で、

入り口はマンモではなかったし
むしろ完全にノーマークだったから、

そういうこともあるんだなぁと、

先生達の素晴らしいパスワークとスキルに
救われたなぁと、

しみじみ。




信頼できる先生に出会えることの大切さと

検査の大切さを

よーーーく思い知った
1週間でした。
乳腺外科にかかるのは初めて。




ましてや

マンモさえ初めてだった私。




マンモは

噂に聞くほどは痛くなかったけど、

上下や左右から
ぎゅーーーっと押し潰して引っ張られる感じで

強い鈍痛が数秒間続いた。




そして、またしても

待機時間に
画像を見てみた…。




前日のCTよりもハッキリと、

白い粒達が映り込んでる!

しかもいっぱいある!

CTで確認出来たのは2つだったのに!




思わず

「何かあるじゃんっ」と
呟いてしまいそうだった。




見た感じ、

1cm位の範囲内に散らばっている、

そんな印象。




そして診察に呼ばれ、

エコー検査。




その結果、

先生「うん、石灰化自体は悪いものではないね」

ホントですか!?良かったー!!(*´∀`)




先生「ただね…」

え?(゜ロ゜)




先生「その周りにしこりがあるんだよね。ちょっと細胞採って良いかい?」

はぁ…(・。・;




あれ?

何だろう、この天国から地獄感。




とりあえず
考える暇もなく細胞診をすることになり、

胸に消毒をされ、

穿刺。




その瞬間は
注射程度の痛みだったけど、

内部に進むにつれて
痛みが強くなり、

組織に到達したらしく
針をグニグニと動かされた時には

激痛。




うめき声が出そうになるのを
必死に堪えて

顔を歪めていたら、

看護師さん「大丈夫ですか?」
先生「大丈夫?」




「…はぃ…」

痛いですよ、めちゃくちゃ。

痛いけど、

それを言ったって
検査をやめるわけにはいかないんだし、

痛みがなくなるわけでもないし、

先生達困らせるだけだし。




2~3分かな、針を動かした後、

ゆっくりと引き抜かれる。




これがまた痛い!




看護師さんが

穿刺部に分厚いガーゼを当て
テープできつく固定してくれる間、

カーテン越しに
先生とお話。




「結構大きいですか?」

先生「1.3cmだね。あげられないけど、これ見てみて」と、
エコー写真を見せてくれた。




そこにハッキリと見える

黒い塊。




基準がよくわからないけど、

「1cm越えてるんだぁ…」って思うと
ちょっと衝撃だった。




検査結果が出るまでには
数日かかるから、

来週

再診することに。




こうして

私の病名に
ひとまず『左乳腺腫瘍』が追加された。




乳腺腫瘍は
珍しいものではないみたいだし、

悪性ということもほとんどなさそうだから、

大丈夫とは思うけど…。




それでも

『腫瘍』と呼ばれるモノが
自分の身体の中にあることは

事実だから、

やっぱり
結構ショック。




先生達が
適切なパスを回してくれたから

たまたま運良く見つけてもらえたけど、

そうでなければ

この腫瘍に気付くのは
一体いつになってたことだろう。




正直、

「乳癌検診は大事!」とどれだけ叫ばれても、

自分には関係ないと高を括って
検診の機会さえ無駄にしてた。




その結果、

こうなってしまった。




良性だったとしても、

自分の身体の中で
何かが起こっていた。




検診を受けて来なかったこと、

ましてや

自分には関係ないと思ってたこと、

今となっては
愚かだったなと心から思う。




これからは

ちゃんと検診受けます。




せめて

来週わかる結果が

良いものでありますように。

今年2回目の更新(奇跡)。




ここに記録しておきたいことがあったから。




1ヶ月前に『健康第一』を抱負にした矢先、

思わぬタイミングで
思わぬものが

見つかりました。




左乳腺腫瘍。




えーっと…

早くも抱負が崩れたけど(笑)




元々は
違う体調不良で病院に行き、

その検査で偶然思わぬものが見つかって
専門外来を紹介され、

そこで診てもらったところ

上記の診断。




最初に『何か』が見つかったのは、

CT画像。




職場が同じ病院だから、

待機時間があれば
診察よりも先に自分で画像を見られるわけで(職権濫用)。




見てみた。

深く考えずに。




所見には、

『左乳腺に微細な石灰化の集簇した領域を認める。R/O 左乳癌』の文字。




思考停止→現実逃避→混乱。




今回そんなことを疑ってたわけじゃなく、

全く別のことで
たまたま撮ってくれたCTですが???




あまりにも突然かつ意外すぎて

自分のこととは思えなかった。




所見を見てから画像を確かめると、

確かに

左胸に
小さな白い部分が2ヵ所。
(小さい、といっても充分視認出来る大きさ)




『R/O』=『除外診断』。

つまり、

『多分違うだろうけど
念のために調べて可能性を消せ』、と

そういうことなんだろうけど…。




混乱中に診察に呼ばれ、

先生「尿と血液検査は全く問題ありませんでした。ただ…」




来た。




先生「偶然なんだけど、石灰化してる所が見つかって…」

そう言いながら
先のCT画像を見せてくれた。




正直、このあたりの記憶がない。




先生が何か言ってたのは
うっすら覚えてるけど、

何を言ってたのかは

思い出せない。




覚えてるのは、

「乳腺外科できちんと調べてもらった方がいいよ。手紙書いといてあげるから」

多分後半に発したであろう
その言葉くらい。




スミマセン、先生(笑)




怖かったけど、

ここまで来たからには後戻りは出来ない、

そんな気がして、

翌日
乳腺外科の受診をした。