ブックオフで、架空買取などの不正行為が発覚したというニュースがありました。
多店舗展開して、従業員、パートアルバイトが多く、現金を取り扱っている業界では、不正が起きる可能性はあります。
数日前もお話ししましたが、このような事が起きないように、キャッシュレス化が進むのでしょう。
中古商品を取り扱っている店舗は、買取もあるので、すべてをキャッシュレス化するのは難しいのと、中古品なので単品管理が煩雑なので、不正が起きやすいのかもしれません。
ブックオフ以外の企業でも、不正は、いくら制度を作っても、その隙間を突いて行う人がいれば、起きてしまうので、完全な防止は難しいです。
しかし、それでも制度を作らないのは、経営側の責任でもあります。一方で、制度だけを作れば良いかと言うとそうではありません。
そもそも「ちょっとくらいの不正をしても良い」と言う雰囲気(組織風土)ですと、それに従業員も染まってしまいます。
そんな組織風土の会社なんてないと思われるかもしれませんが、従業員には「不正するな」と言っていても、経営陣、幹部、役職者が不正とまでは言えないまでも、制度やルールに対して、ルーズであると、それはそのような雰囲気(組織風土)になってしまうのです。
不正防止には、制度面の整備と同時に、組織風土を正していくという面もあるのです。
※経営に関する無料メール相談を受け付けております。 お気軽にどうぞ! 相談窓口は「ここ」をクリック! ★相談窓口★