いつも、マーケティングや経営戦略の方面で「変動期はチャンス」と言う話をしていますが、財務戦略（銀行借入など）について、変動期の対応は重要です。
「借入金利がアップしつつある」と言うニュースは、マイナス面も大きいです。
しかし、銀行が融資する立場から言えば、「銀行自身が利益が出やすい状況」になっているのです。
つまり、銀行業績が回復につながり、「銀行の業績によって融資を絞る」と言うことが少なくなる可能性があります。
また、脱デフレの時代になり、物価高やインフレと言う状態になると、仕入れ原価が上がったり、人件費が上がるという面もあります。
一方で、価格転嫁ができる企業であれば、売上が上がり、長期資金を借りているのであれば、返済が実質的に楽になるという面もあるのです。
このような変動期には、今までの慣行だけで経営判断をしていると、判断をミスしてしまいます。
逆に言えば、財務戦略としても、変動期はチャンスであるのです。
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