事業計画書を作成する時に、現状分析(過去を含めた分析)を行います。

過去、現状を把握していないと、次に戦略、戦術が決定できないからです。

しかし、過去に拘りすぎると、戦略、戦術がブレます。

例えば、「売上、利益がどのくらい出ているか?」すら分からなければ、次の策は検討もできません。

だから把握分析が必要となります。

しかし、過去(いままで)、この方法で上手く行っていたからと言って、それが上手く行き続けるかどうかは分からないのです。

もう少し具体的な例で言うと、「服屋さんで売上が10パーセント下がった=把握分析していないと、下がった事すら知らない」では困ります。

一方で、今まで●●と言う手法でで売上が上がっていたのだから、その成功体験に引きずられて、売上が下がっても●●と言う手法を変更しないと、そのままずっと売上が下がる可能性があるのです。

「過去に拘らない経営」とは、過去を全く無視することではなく、過去は冷静に把握分析しつつ、過去に過度に引きずられないと言う経営なのです。
 

 

 

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