★ストーリー
アリス（ミラ・ジョヴォヴィッチ）がカルロス（オデッド・フェール）らによってアンブレラの研究所から救出されて数年後。T-ウィルスは世界中にまん延、人間はアンデッドに、街や自然は破壊され、砂漠と化していた。
そんな中、アリスはカルロスらと離れ、一人生き抜いていた。わずかに生き残った人類も荒廃し、廃墟で出会った集団はアリスから金品を奪い、命をも奪おうとする。しかし、アリスは超人的な力で襲いかかる敵を撃破。自らの力でピンチを回避する。
そのころ、砂漠の地下にあるアンブレラ社の研究所では、アリス計画を進めるアイザックス博士（イアン・グレン）がアリスのクローンを使い、実験を重ねていた。アンデッドから凶暴性を取り除けば、元通りの人間とまではいかなくても労働力にはなる。そんな計画を進めるアイザックス博士だが、そのためにもクローンではない本物のアリスの血清が必要だと感じていた。が、そのアリスは消息不明で…。
アリスはひょんなことからクレア・レッドフィールド（アリ・ラーター）率いる生存者の一団と出会った。その集団の中には、懐かしいカルロスが。なぜ自分たちと別れた？というカルロスに、アリスはアンブレラ社の監視衛星で常に行動をマークされていた自分と一緒では迷惑がかかるから、と理由を説明した。
そんなクレアの集団にアリスは旅の途中で見つけた「アラスカは感染が及んでいない」という情報を提供。クレアたちはアラスカを目指すことに。が、移動に必要なガソリンがない。クレアらはやはり砂漠と化したラスベガスでガソリンを調達しようとする。しかし、そこはアンデッドによって砂に覆われた世界と化していた。
そして、アリスの行動を感知したアイザックス博士の魔の手も、アリスに迫り、一行は最大のピンチに陥ることになる…。
★キャスト
アリス
ミラ・ジョヴォヴィッチ （岡 寛恵）
カルロス・オリヴェイラ
オデッド・フェール （江原 正士）
クレア・レッドフィールド
アリ・ラーター （林 真里花）
アイザックス博士
イアン・グレン （大塚 芳忠）
ベティ
アシャンティ （東條 加那子）
マイキー
クリストファー・イーガン （浪川 大輔）
Kマート
スペンサー・ロック （弓場 沙織）
アルバート・ウェスカー
ジェイソン・オマラ （中 博史）
L.J.
マイク・エップス （高木 渉）
★この人に注目！
ミラ・ジョヴォヴィッチ
1975年12月17日旧ソ連（現ウクライナ）キエフ出身。小児科医の父と元女優の母との間に生まれる。9歳でモデルデビュー、11歳でイタリアのファッション誌「レイ」の表紙を飾るなど早くから活躍。その後、ロレアル、カルバン・クライン、日本のパルコのCMなどに出演。モデルとして国際的な活動を展開するようになる。
1988年、『トゥー・ムーン』でスクリーンデビュー。1991年には『青い珊瑚礁』の続編的な作品と話題になった『ブルーラグーン』でヒロインに抜てきされる。
1997年、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』でヒロインのリールーを演じ、ブルース・ウィリスを相手に抜群のプロポーションを披露。謎めいた少女役を好演し高い評価を得る。1999年には再びベッソンとコンビを組んだ『ジャンヌ・ダルク』で主人公のジャンヌを演じ、世界的な女優としての地位を不動のものにする。
2002年『バイオハザード』に主演し、ハードなアクションを披露すると、今度はアクション女優としての地位を確立。『バイオハザードII アポカリプス』（2004年）、『ウルトラヴァイオレット』（2006年）、『バイオハザードIII』（2007年）とアクション大作に立て続けに主演する。
その一方で『ズーランダー』（2001年）といったコメディでベン・スティラーと共演すると、『ノー・グッド・シングス』（2002年）といったクライムサスペンスにも出演。
その後は『バイオハザード』シリーズ第4弾『バイオハザードIV アフターライフ』（2010年）、『三銃士／王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』（2011年）、『バイオハザードV：リトリビューション』（2012年）に出演。10月17日（土）公開の『サバイバー』（2015年）ではピアース・ブロスナンと共演している。2017年公開予定の『バイオハザードVI』（仮題）の完成、公開が待たれる。
アリ・ラーター
1976年2月28日、アメリカ・ニュージャージー州出身。13歳でモデルとなり、世界中を旅した後、ロサンゼルスで演技の勉強を始める。「シカゴホープ」（1997年）、「ドーソンズ・クリーク」（1998年）などのTVシリーズにゲスト出演し、本格的な女優として活動をスタート。
1999年、青春ドラマ『バーシティ・ブルース』でスクリーンデビュー。その後、アントニオ・バンデラス主演のアクション・スリラー『13ウォーリアーズ』（1999年）、ジェフリー・ラッシュ、ファムケ・ヤンセンらが出演したホラー『TATARI タタリ』（1999年）とメジャー作品に出演。女優としてのキャリアを着実に積み上げていく。
2006年、TVシリーズ「HEROES／ヒーローズ」（2006年）のオーディションに合格。作品は4シーズン継続する大ヒットを記録し、ラーターも人気女優としての地位を確立する。
2007年『バイオハザードIII』でクレア・レッドフィールド役を獲得。作品の世界的なヒットとともに、ラーターも世界的な知名度を獲得する。
『バイオハザードIV アフターライフ』（2010年）で再びクレアを演じ、最近ではSFホラー『ディアボリカル』（2015年）で主演。2017年の公開が予定されている『バイオハザードVI』（仮題）では三たびクレアを演じる話も。ローラとの共演も噂されている。
