先日、Aprilia Scarabeo400i.e.のタイヤを前後輪ともに交換しました。
走行距離36,400kmに対して前は1回目、後は2回目の交換となります。
銘柄はミシュランのシティグリップ。
前輪はゴールドスタンダード(ミシュラン)からの変更。
後輪はゴールドスタンダードからパイロットスポーツSC(ミシュラン)を経ての変更となります。
たぶんシティグリップはゴールドスタンダードの後継と思われるので、運動性能やグリップ力でみると前はちょっとだけグレードアップ、後はグレードダウンの感があります。
サイズ的には前110/70R16、後150/70R14でこれまでと変わりないのですが、今回は納期や価格の関係で最高速度規格150km/hの物をチョイスしました。
おそらくこれまでは180km/h規格だったと思いますが、150km/h規格にしたことで、今までより圧倒的に乗り心地が良くなったのには驚きでした。
前に乗っていたScarabeo250を400に買い替えた時から足回りの硬さは気にはなっていて、乗り心地重視のゴールドスタンダードをもってしてもゴツゴツした印象だったのですが、今回それが一気に解消され、まるで250に戻ったかのようです。
つまりサスの硬さやタイヤの銘柄よりも、タイヤの最高速性能の規格による剛性の差が乗り心地に大きく影響していたんだと思います。
その反面、タイヤ剛性が落ちたせいか、倒しこみ、切り返し時のキビキビ感や、中高速ターン時の安定性、ライントレース性が少しプアになったように感じられます。
でもこれまで、うっかりして気が付いたらスピードメーターが160km/hに届きそうだった経験は4、5回程度しかないので、結果的には良かったのだと思います。
操縦性への影響については、空気圧を少し高めにすることで多少改善できればと考えています。
これで今まで以上に街乗りが好きになりそうです。