モビリオ スパイク

 

モビリオの派生車種として、シャシおよびボディは初代フィットをベースとしたグローバルスモールプラットフォームを使用しており、趣味を楽しむための車というコンセプト[1]に沿って、3列目シートを廃した5人乗りのトールワゴンである。

ファミリーのユーザーを重視したモビリオに対しモビリオスパイクは趣味の道具であることを重視したため、リアクオーターウインドウがあった箇所に小物入れを用意したり[2]、テールランプをリアバンパー内に埋め込みリヤゲート幅をより広げるなど、独自の仕様および装備が設定されている。乗車定員は5人であるが、モビリオより全長は55mm長い。 後席のドアは、モビリオと同様の左右両側スライドドア[3]であり、スライドドアの窓は、パワーウィンドウではなく留め具で開閉する窓を採用している。

内装は、前席がモビリオとは異なりベンチシートとなっており、後席もフィットと同様の折り畳み機構を備えており、燃料タンクを前席の下に配置しているため、前に倒すと荷物室と一体となり、段差のない広いスペースとなる。

搭載されるエンジンは、L15A型 1.5L SOHC VTECエンジン(110PS)1種類のみである。変速機はCVTのみであるが、グレードによっては手動操作で7段階に変速比を変えられる仕組みを備える。

 

モビリオスパイク GK1 P/Wウインドウスイッチ