歩いて歴史ロマンを感じる旅を久々してみたくなった。
ブラタモリのような旅。
小田原城総構全長9キロを歩く旅。戦国時代の終焉を告げる小田原開城。坂東武者の気概を見せた全国オールスター軍との籠城戦の歴史ロマンの息吹を感じに小田原へ。
ぐるぐる動き実際は14キロぐらいは歩いたんやないかな。9時から17時までの歩き歴史探訪。
歩いた歩いた。
桜も咲き始めなかなかいい時期の歩き旅。430年前とは似ても似つかないほど街は変わっているが、堀や土塁の雰囲気は往時のイメージがたしかにわく。
桜。
城攻めに手こずった全国オールスター軍は、その後地元に帰り領国の総構について必ず影響を与えられたことはいうまでもない。
それぐらい総構の防御力は高かった。
天守閣の守りに金かけるよりも、地味だが街全体を囲う重要性を北条は全国に示したのだろう。
彼方に小田原城天守閣が見える。
でも戦国の時の氏直の居城?居館?はきっとあそこではないだろう。いろんな説があるが、たしかな場所は、最新の研究でもひとつ言えることは、
「わからない」ということらしい。
当時の関東ローム層の10数メートルをかけあがるのは、無理ということはわかった。
今の小田原も、430年後にはどうなっているだろう。そんなことを感じずにはいられない旅であった。
長い距離を歩くが、それだけスケールについて痛感するオススメの旅である。