vol.142
こんにちは！
木造住宅を専門に
『人に愛され
長く使用される家づくり』
を実践する
(有)野口工務店代表
一級建築士の野口です
昨日のブログでは
窯業系サイディングの
メンテナンスについて
お話しました
家を建ててから
サイディングのメンテナンスを
行う目安の期間(築7年～10年)や
サイデイングの寿命(約40年)の
お話をしましたが
”耐用年数が過ぎた場合でも
塗り替え可能ですか？
”耐用年数が過ぎれば
張替えた方がいいですか？”
などの質問を頂いたので
回答しますね
まず結論から話すと
耐用年数を過ぎても
塗り替え可能です
けど
張替えた方がいい
とも言えます
正直
こればっかりは
現地でしっかり調査を
してみないと
何とも言えません(汗)
外壁の傷み具合は
その家の立地条件によっても
大きく変わるので(汗)
窯業系サイディング
の原料はセメントです
このセメントは水を
含みやすい材料です
なので
表面にコーティングされている
塗膜が剥がれると
劣化が一気に進みます(汗)
このような状態になると
張替えた方が良いです
この下地(セメント)の上に
塗装しても
そもそも
下地の状態が良くないので
また直ぐボロボロになります(汗)
塗装ができる条件として
下地が良好な事(塗膜がある)
が鉄則です
ちなみに
サイディングが
劣化していく流れは
紫外線を受ける
↓
塗膜剥がれる
↓
水を吸う
↓
ボロボロになる
です
なので
塗膜が剥がれていると
張替えをおススメしますが
そうでない場合は
塗り替えでも対応可能です
ちなみに
軒がしっかり出ている家より
軒が無い(軒ゼロ)家の方が
サイディングの劣化も早いです
外壁を守る軒がないので
紫外線にさらされることは
もちろんですが
雨がもろに
あたりますからね～(汗)
そら
劣化も早いですよね
軒ゼロ住宅に
窯業系サイディングは
やめとけ！！です
ちなみに
サイディングを張替えると
費用も掛かりますし
施行も大変です(汗)
なので
張替えるとなると
今のサイディングの上に
被せるように
サイディングを張る
カバー工法
と言う方法が
僕的にはおススメです
張替えるよりは
費用も抑えられるし
施工性も良いです
ただ
これも建物の状況によるので
全ての物件に
採用できるわけではないので
これまた
しっかりとした
調査が必要です！
質問の結論は
最初にお伝えしましたが
結局の所
メンテナンスを
マメに行う事！
これに尽きますね
外壁に不安のある
お家にお住いのあなた！！
しっかりとした
知識・経験を持ったプロに
頼んでみませんか？？
調査と見積は無料ですよ～♪
今だけのチャンス！！笑
それではまた明日！
最後までお読みいただき
ありがとうございました♪
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