vol.94
こんにちは!
木造住宅専門アドバイザー
一級建築士の野口です!
うちの会社の裏には
先代(父)が野菜を育てている
畑があります
その畑を
ふと見てみると
茄子(なす)が収穫の時期を
むかえていました
茄子の向こうに見えるのは
トウモロコシですが
収穫はまだ先のようです
この場所は今は畑ですが
昔は倉庫があった場所です
台風が来て壊れて
そのまま畑になりました(笑)
逆に
畑に倉庫を建てたり
カーポートをつくったり
という工事はよくあります
この軽トラが止まっている所は
元々は畑ですが
ここに
屋根付きのカーポートをつくるよう
ご依頼がありました
まずは整地から始めていきます
高さを確認しながら
砕石を敷いていきます
その敷いた砕石を
機械を使って
よ~く締め固めて
強固な地盤をつくります
地盤づくりは
何を建てるにしても
めちゃめちゃ重要なのは
全て一緒ですね
地盤づくりが完了すれば
次は
コンクリートを
流し込む前準備をします
コンクリートを形成する
型枠を建てて
鉄筋(ワイヤーメッシュ)
を敷きます
コンクリートの性質として
圧縮力(縮む力)に強くて
引張力(引っ張る力)に弱いです
逆に
鉄筋の性質は
圧縮力(縮む力)に弱くて
引張力(引っ張る力)に強いです
なのでこうして
コンクリートと鉄筋を
組み合わせる事によって
両者の短所を
カバーできるワケですねぇ
そのコンクリートを
流し込みました
気温が25℃以上になると
コンクリート表面の
乾燥が早くなって
強度にも問題が出てきます
コンクリートは
水和反応(すいわはんのう)
といって水中にある方が
”強くなる”と言った性質があります
なので型枠を利用して
コンクリート表面に水をためて
表面乾燥を防ぎます
そして
より強い
コンクリートとなるようにします
ここでは
”良いコンクリートなれよ~”
と話しかけながら(コンクリートに)
水を撒くのがポイントです笑
そして
5日程養生して
コンクリートが
しっかり固まれば
カーポートを
組み立てれば完成です
(組み立てる所の写真無くて
すみません。)
今回のカーポートは
ミニバンに丁度いいサイズ感の
リクシルのネスカR一台用
を採用しました
カーポート周りには
砕石を敷いていますが
コンクリートにしたり
芝生にすることも可能です
いよいよ
本格的に気温が上がってきて
今日は30℃を超えましたね(汗)
コンクリートは温度に
とてもデリケートなので
気を使わないといけません
ソフトクリームとの2ショットで
今日はお別れです(笑)
それではまた明日!