vol.70
こんにちは!
木造住宅専門アドバイザー
一級建築士の野口です!
昨日は天気も良くて
土曜日という事もあって
あちこちで田植えをしている
光景を目にしました
そんな
絶好の田植え日和の中
うちの会社の前で
なにかニョロニョロ
動いている物が・・・
ん?
なにあれ?
めちゃめちゃ大きいぞ⁉︎
近くに寄ってみると
そうです
ヘビでした(汗)
特大のベビでした(汗)
苦手な方はササッとスクロール
して下さい!
たぶん
シマヘビかアオダイショウ
だと思うのですが
パッとみ
1m50cm以上は
余裕でありました
ヘビにはしょっちゅう
出くわしますが
こんな大きいヘビには
そうそう
お目にかかれるものでは
ありません
怖くて触れませんが(笑)
なんかちょっと感動しました
そうこうしているうちに
ヘビもいなくなっていました
僕は
調査で古民家の床下を
調査する事がありますが
ヘビの抜け殻なんかにも
出くわすことがあります
昔の家には
基礎という概念がなく
床下は外と繋がっているので
ヘビも入り放題です
基礎が無いので
柱は直接石の上に
建っている事が多いです
今回
調査した現場も
そんな感じでした
大きい石の上に
大黒柱が建っています
石に接している
柱の根本は
ボロボロになっています
この柱が
ボロボロになって
下がってくるので
周りの建具も
建て付けが悪くなって
開かない建具もあります
今回
お客さんの希望としては
建具の動きをよくする事でした
僕は
このボロボロの柱を
どうにかした方が
今後の為とアドバイスをして
結果
柱を補強する事に
しました
決定しましたが
実際は結構大変な
工事です(汗)
柱を持ち上げるタメに
最大7.5tの物を持ち上げる
ジャッキを2台
使用しました
建築用ジャッキの中でも
大きめなものです
これで
少しずつ柱を持ち上げて
行くのですが
まったく
持ち上がりませんでした(汗)
というよりも
ジャッキアップの
つっぱりをしている
梁が先に折れそうになる
と言う自体に
それだけ
大黒柱にかかっている
荷重が大きい
という事ですね
なので今回は
断念する事にしました
無理をして
他の所に問題が発生しては
いけませんからね(汗)
無理をしてでも進めるか?
いさぎよく諦めて
他の方法を探すか?
この判断が
難しいところですが…
もちろん
お客さんには
状況を説明して
了承を得ました!
建具の動きを良くするのは
建具自体を調整する事で
どうにか解決しました
ですが
柱を補強できなかったので
根本的な解決はできておらず
なんとも無念さが残る
現場となりましたが
こんなこともあります
お客さんの予算や希望を
を念頭に
建物の条件や状況など
判断しなければいけない事は
たくさんあります
毎回
完璧に終われる工事は
必ずしも無い
と言う例を今回は
あえて紹介しました!
完璧に終わらないにしても
完璧に近づけるように
これからも
もっと努力していきますので
よろしくお願いします
これは
無理かもしれない
と諦めないで
一度挑戦してみる
価値はありますよ!
それではまた明日!
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