住宅には
雨風を防ぐ機能が
重要です
今回は
ある部材に
スポットを当ててのお話しです
少~しマニアックな内容になりますが
見ていってくださいね!
vol.32
こんにちは!
木造住宅専門アドバイザー
一級建築士の野口です
先日
春にしては
台風並みの
凄い強風が吹きました
私の会社は
山と川に囲われた場所にあるので
山からの吹きおろしの風と
川を吹き抜けていく風が
ビュンビュン吹き荒れます(汗)
いま
岡山県はブドウを
栽培している
農家さんが多いです
うちの会社のある
集落にも
たくさんブドウ畑があります
ブドウが雨に
濡れないようにするために
雨除けにビニールを
張るのですが
今回の風で
このビニールが飛ばされたり
壊れてしまった
所もあるようです
ですが
こんなことは
結構あるようなことなので
みんなせっせと
復旧作業をしています
そして
今回のような
風が強くて
雨も降るような場合は
普段は
何ともないような所から
雨水が侵入することがあります
家の壁に
こんなのが付いているの
よく見かけませんか?
これは
家の給気と排気を行うタメに
外壁に取り付けられている
換気フード
と言われるものです
ここから
家の空気の
入替えをしているワケですね
普段のちょっとぐらいの
雨なら侵入することは
まずないのですが
雨が常に
当たっているような場所だと
台風が来たとき
吹上てきた風で
雨水が侵入してきます(汗)
この
換気フードには
種類がたくさんあって
上のような写真の
屋外フードは
まだマシなのですが
↑このような
タイプの
換気フードは
さらに雨風が入りやすいです(汗)
見ての通り
覆っているものがなく
丸見えです
見た感じで
もう雨入りそうですよね(汗)
最近の家でも
普通に使われていたりするので
”マジかぁ”
と思いながら遠目で見ています
なぜ
たくさん種類がある中で
アレを使うんだろぉ?
安いからですかね
うちでは
こういった不安を
少しでも解消するため
換気フードの仕様を
変更しました!
外風雨侵入対策型換気フード
実際に
強風や雨を当てて
実験をしていて
信頼性も高いです
デザインが
イマイチなのが少し残念ですが(涙)
ただ
お客さんも施工する側も
不安が少ないにこしたことは
ないですからね
仕様部材の
バージョンアップも
ちょくちょく
公開していけたらなと思います
それではまた明日!
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