目指せ山頂、極楽ビーチ!(ミスティーな森がお出迎え編)。 | おにぎりを食べて、うたた寝る。

目指せ山頂、極楽ビーチ!(ミスティーな森がお出迎え編)。

山登りのガイドブックに
【頂上に白い砂浜が広がるユニークな山】
というフレーズ。

砂浜と聞けば海辺を思い浮かべるところ、
ここでは標高1660mの頂がそのようになってるとか。
【雁ヶ原(ガンガワラ)】と呼ばれてます。

行ってきました【日向山の雁河原】。


駐車場がある登山口は標高1130m。
その差530mを登りきれば砂浜に着きます。

海とはちがい道は登り坂。
片道1時間30分。
アクセス方法は徒歩のみ。


日向山の雁河原
サウナに漂う湯気のような霧。
見通しがきかない森。

方々から響く鳥の声、
虫の鳴き声、

そんな音の中に
動物の足音が地を伝い、響いてきました。

そのほうに目を向けると素早く動くシルエット。

その先から聞こえる、
ミシッ、とか、バキッなどの音。

風もないのに木が揺れて、
ずいぶん高いところまで登っていかれたようでした。

霧の中ですから、正体はわかりません。

サルorクマ。

恐ろしい出会いです。

そんな森を抜けると、
日向山の雁河原
頂上を覆う砂浜。
目がくらむほどの白さ。

霧に包まれ幻想的です。
日向山の雁河原

地面を覆う花崗岩の石粒。
巨石のように見える丘に足をかければ
ぐずぐずと崩れます。

日向山の雁河原
↑景色のなかに立ってる人の足元は、砂、砂、砂。
風と雨にけづられて、ローソクような円柱になった頂にも立てますが、キケンです。


日向山の雁河原
↑あたりに無数の出っ張りがあります。
気に入ったお立ち台でポーズ。
砂にちなんで、チャーシューメーンとバンカーショットだとか(by明日天気になあれ)。

下山道で出会った、錦滝。
日向山の雁河原
↑こちらではヨガ・ピラティス。
シーンにマッチしたポーズです。
やってる本人、笑いをこらえてましたけど。