大体のところね。

原発事故の件です。安全デマというのは怖いものです。僕も当初はうっかり引っかかってましたよ。それはメディアやネットに出てくる様々な立場の学者さんや、ジャーナリストの見解を聞いてのことなんだけど、御用学者さんの悪意あるデマ以外にも、情報操作されてたから真っ当な方々も惨状をきちんと分析もできていなかったですからね。疑うにも素人にはどこまで疑っていいのか程度が掴めなかったから、東京は大丈夫という話を当てにするしかなかったですよ。今でも東京は大丈夫ということになってるけど、東京の汚泥から高レベルの放射性物質が検出されたという報道をみると、安心はしてられないなあって思ってます。とりあえずちょっと前から水道水は飲まないことにしました。こんなこと書くと猪瀬副知事に晒されそうでが、ささやかな自衛手段ですね。



東京電力や原発推進派の嘘つきっぷりは昔から大変なものですが、昭和から生きてる大人が、ずっと嘘だったんだろう、というのは些かナイーブを装いすぎてないかな。東京電力に言って聞かせるフレーズとしては相応しいけど、友達からとの世間話で言われたら、そんなに無関心だったのかと言い返しちゃうな。原発安全のプロパガンダは旺盛にやっていたけど、ちゃんと原発の危険性を訴えてる報道や、市民運動はありましたからね。チェルノブイリ事故の後も随分と週刊誌や月刊誌で後追い記事が書かれていましたし、東海村臨界事故のときも危険性を訴えてる記事を読んだ記憶はありますからね。チェルノブイリ原発の近くに住んでいた女性が、後から生まれてきた奇形児の情報を記録し、巨大化していくタンポポを放射能汚染の証拠として採集している記事を覚えています。



大概の大人は原発が危ないって分っていても、ずっと見過ごしていた、そうだと思うな。国策として動いてることに抗う手段が分らなかった。市民として感心があるのは日常生活や当面の経済、表面化した事件だったりするからね。高度成長期は安心感や多幸感に浸っていたので、政治には現状維持を望み、無作為に自民党政権を維持していたんですよね、０９年以前までは多くの国民が選挙では投票棄権で無条件に政権を維持させていて、それが結果として原発推進に貢献しちゃってたわけです。


やはり、大人としては、政治に無関心にならず、直近の事案だけではなくずっと未来のことをどうするかという考えも携えて、投票という政治活動に参加しなくちゃいけないんだと思います。


ずっと嘘だった、っていうことが無いように自分で考えていかなくちゃダメなんですよね。


大体のところ、現内閣が執行している嘘は続いていて、企みは成功している。被災地以外に住んでる人間は、外人以外は殆ど逃げてないから。


アメリカ軍の友達作戦もどうやら、被爆調査という紐がついていたみたいだと自分は勘繰っている。


とりあえず、自分で考えるための材料を貼っていきます。暇がある人はどうぞ。


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まだ知らない人がいたらあれなんでw