AI や ChatGPT がセンセーショナルに報道される今日この頃。
情報化社会へ大きな貢献をもたらしながら、今や当たり前の存在となっている技術があります。
ITを社会に馴染ませ、今や様々な場面で必要不可欠な Excel。
ITの基盤となる Relational DATA BASE の操作言語である SQL。
この二つが、代表選手かもしれません。
Excel は、仕事は勿論のこと生活の中でも活用される当たり前の存在。
列と行から構成されるワークシートをベースに表作成からはじまり、集計・分類・並べ替えを自由自在に実現する表計算ソフトウェア。
事象を表に整理する思考回路を親しみあるものとしました。
この表を原点とする DATA BASE である Relational DB の 操作言語がSQL。
Structured Query Language です。
例えば、希望のデータを取り出す時の問合せを以下のように、シンプルで分かり易く整理しています。
Select ・・・ 何を取り出すか
From ・・・ 何処から
where ・・・ どんな条件で
この基本形に、必要に応じて付け加える
group by ・・・ 分類や集計の単位は?
Order by ・・・ どんな並び順(ソート条件)で
データを取り出し方、どんなデータを取り出せば良いのか、
頭を整理する上で非常に分かり易い構文です。
SQLに当てはめることにより、データの取り出し方が、スッキリと整理されます。
今や当たり前である、Excel と SQL。
遡ってみれば、ノーベル賞にも値する社会への貢献ではないでしょうか。